養蜂講座

 

養蜂講座3回目は、「種蜂の選び方」と「蜂場の設定」についての話しをします。趣味の養蜂を楽しむには信用ある業者から扱いやすい種蜂を仕入れることと、ミツバチたちが快適に過ごせる蜂場を確保することが重要です。そのためには事前に、種蜂や蜂場についての正しい知識を持つことが必要です。

種蜂の選び方
ヨーロッパミツバチ 日本ミツバチ

養蜂の主流として飼育されているイタリアン系純粋種、体色は黄金色。 体色が黒っぽいカーニオラン種も優れた性質を持つ。
種蜂は普通5〜6枚群で、輸送箱に入れらて販売されており、女王蜂は1年生で体躯が大きく、巣脾には有蓋蜂児が多く、貯蜜は適当量存在するのがよい種蜂とされています。こうした種蜂を購入するには相当経験が必要となりますので、初めて購入する人は信用ある養蜂業者を選ぶことが最も重要となります。

蜂場の設定
ミツバチを飼う場合、当然のことながら巣箱を置く場所(蜂場)が必要となります。蜂場に適した場所の条件は以下の通りです。
日当たりの良い場所 周囲に落葉樹を植えると、夏は強烈な日差しを避け、冬は直射日光が当たって年間を通して良い蜂場となる。
北風が強く当たる場所は
避ける
北や西に北風を弱める山などがあればなお良い。
湿地を避ける どうしても湿地以外に場所がない場合は、適当な台を使用する。
人家が建て込んでいたり、
近くに幼稚園や学校、
児童公園などがある場所
は避ける
ミツバチはめったに人を刺しませんが、子供たちが巣箱をいたずらしたりすると刺されることがあります。無用のトラブルを避けるためにも設置場所の選定は慎重に行ってください。
近くに畜舎などがあって
糞尿の臭いが立ち込める
場所は避ける
とくにニワトリの糞尿のひどい場所は、ミツバチの臭覚が撹乱されて蜜の収量が極端に少なくなってしまいます。
半径3km以内に蜜源植物
が多い場所
近くに梅林や栗林、桜並木、ヒマワリやトウモロコシ畑などがあって、年間を通して次々と蜜源植物が花を咲かせるような場所なら最適です。

周囲には落葉樹があり、東南が開けた日当たりの良い場所に設置された理想的な蜂場。