高知県中村市に住む岡本敏広さん(55歳)は、1998年からミツバチを飼い始めて今年で6年目になる。岡本さんの話によると、飼い始めた最初の年は5月に首尾よくミカン蜜を採蜜、ところが8月後半から何度もオオスズメバチに攻撃されてとうとう全滅。翌春、気持ちも新たに再挑戦するも、夏の管理不足とトンボの攻撃に遭いあえなく失敗。3年目は3群でスタートしたが、病気が発生し弱体化、追い討ちをかけるようにオオスズメバチの攻撃を受け全滅。秋に種蜂を仕入れて、越冬の勉強をすることに、これは温暖な四国では苦労することなく成功。翌年4月に継箱を乗せて採蜜を楽しみしていたところ流蜜期直前に分蜂、わずかな採蜜量に終わる。そして、昨年と今年は流蜜期に長雨が続き、期待はずれの結果に。岡本さんの養蜂遍歴はけっして順調といえるものではないが、採れたハチミツを喜んでくれる友人、知人、隣人の笑顔が支えとなりこれからも続けていくという。現在、西洋ミツバチ2群と日本ミツバチ2群を飼育中。
岡本さんの住まいは四万十川近くののどかで美しい地域にある

上下17枚の西洋ミツバチ強群、この群を元に増殖を計画している

なんとか強群に育って欲しいと願っている、人工分蜂後1週間の西洋ミツバチ群

自宅裏山に設置した日本ミツバチの巣箱、昨年秋から巣枠飼いに挑戦中(2群)。スムシ対策として、底板を外せるようにしている。

ミツバチの飼育をするまで、まったく花に興味がなかったという岡本さんだが、ミツバチが訪れる花の種類や開花時期、花粉・流蜜の有無など注意を向けているうちに草木を育てるようになり、今では庭に300以上の植木鉢を置くほどの植木フリークにもなっている。

岡本さんの愛蜂情報