「スムシ乱入事件」 (2001.9.10)
8月中旬頃、とうとうスムシにやられてしまいました。ある日、内検していたところ巣箱の1つにガがいるのを発見しました。「これがスメシガか?!」と思い、巣箱の中をよく見ると、短いクモの糸のようなものがあるのに気が付きました。細い棒で掻きだすと、ウジムシを細長くしたような幼虫が出て来ました。「大変だ!!」と、あわてて本を読んだのですが、これはという対策は書いてありません。そうこうしているうちに、蜂たちはどんどん弱体化していきます。かろうじて女王蜂は生きていたので、なんとか復活させてやろうと、砂糖水を与えたのですが、それも1日に1/3位しか減りません。そのうち蜂児の姿も見えなくなってしまったので、他の群と合同することにしました。合同の方法はいくつかあるようですが、私は新聞紙を使う方法を試してみました。まず、スムシがついてしまった巣脾枠は他の強群に預けることにしました。そうすることで、強群の蜂たちが幼虫を追い払い、なおかつ巣脾枠の掃除もしてくれるということです。次に、強群の1段目の上部に新聞紙を被せ2段目を継いで、2段目の空いたところに弱群の巣脾枠2枚を入れました。翌日、覗いてみると、新聞紙が噛み千切られていて、何事もなかったかのように合同は終わっていました。強群に預けていた巣脾枠も段々ときれいになり、今では蜜を貯めるほどになっています。スムシにやられた群は、2段にしなかったために強群になれなかったのにもかかわらず、蜜だけ採ってしまったので弱ってしまい、スムシにつけ入られたのではと反省しています。

「冬越し対策完了」 (2001.11.14)
今冬は、畑に置いていた巣箱を近くのビニールハウス内に収容しようという越冬作戦を立てました。そのためには、ハチたちを一度離れた場所に移動させて、巣箱のあった場所の記憶を消さなくてはなりません。まず、11月4日に畑から3qほど離れた自宅の庭に移動させました。プロの養蜂家の話では移動する場合は5q以上離れた場所がよいとのことでしたが、寒さのせいであまり遠くまで飛んでいないようなので、3qでも大丈夫だろうと判断して決行しました。ただ春の移動はもっと離れた場所にしないといけないなと思っています。移動後は寒い日はまったく飛ばずにじっとしていたのですが、日が照って暖かい日は一斉に巣箱から出てきて自宅の周りを飛び回っていました。間近に自分のハチたちが舞う姿を見ているのも、なかなかかわいいものだと感じました。1週間自宅の庭で過ごさせた後、11月11日にビニールハウスへ再移動しました。ハウスの中は寒風にさらされることもなく暖かいのでハチたちにとっては快適な環境のようです。毎日元気にハウス内を飛び回っています。ただ、ビニールのすき間に入り込んで死んでしまったり、ハウスと屋外の出入り口が狭いのでハウスから出られないでウロウロしているハチもたくさんいるなど問題もあります。ハウス内では3月から花が咲きますので、一足早く採蜜ができるかも知れないと今から楽しみにしています。

「ハウス内で越冬中」 (2001.12.25)
寒さもきびしくなり、スト−ブの前から離れられない頃となりました。お元気ですか。我が家のミツバチは一応元気なようですが渡辺さんのミツバチの一群が少し調子が良くないようです。
昼間暖かくなると、ちいさなビニ−ルハウスの中を元気いっぱいに飛びまわっています。なかには、どこへいくのか屋外にでかけるハチもいます。先日、ハウスの中でハチの様子をみていると飛んでいるハチから黄色い液体が手に落ちてきました。なんとハチの脱糞でした。講習会のときに俵さんが話していた「都会でミツバチを飼う場合の問題点は、干した布団や駐車している車への脱糞です」という話を思い出しました。。そこで、手に落ちたミツバチの糞の臭いを嗅いでみたところ、意外にもいい臭いがするではありませんか。考えてみればハチミツを食べているわけだからイヤな臭いがするわけないですよね。皆さんも機会があったら是非試してみてください。
それからプロポリスの消毒の件ですが、プロポリス抽出液を作ってウドンコ病になっているベルガモットというハ−ブに葉面散布したものとなにもしないものと比較試験してみました。なにもしないものはもちろん病気が進行したのですが。散布した方は、一週間後やや改善がみられました。一週間後に再度散布したところ、進行は収まったようですが、薬害のような症状も見られました。さらに一週間後にも散布しましたが、完全に回復はしませんでした。今回試したベルガモットはウドンコ病になりやすい種類なので、直りにくかったのかもしれません。また他の品種で試してみるつもりです。

「4群中2群が全滅」 (2002.2.13)
寒い日が続きますがお元気ですか。こちらは庭の雪がまだ10センチ程残っています。それでもハウス内にいるとだいぶ日差しが強くなってきたのを実感します。ミツバチに異変がありました。ハウス内で越冬中の4群のうち2群が全滅してしまったのです。原因は蜂数が少なかったことにあると思われます。今年の最低気温はマイナス12度でしたが、それに耐えられるほどの蜂数がなかったために凍死してしまったようです。全滅した蜂群は健気にも巣の中で小さいながらも蜂球になったまま死んでいました。なんともかわいそうなことをしてしまったと反省しています。寒冷地では越冬前に蜂数を十分増やして強群に仕立てておかないと越冬させるのが難しいということがよく分かりました。幸いまだ2群が残っているので、なんとかあと1ヵ月元気で越冬させてやりたいと思っています。
それから興味深い話をひとつ。積雪40センチの大雪が降った翌日のことです。その日は大変よい天気でハウス内の温度もずいぶん上がりました。温度を下げるためハウスの出入り口を開けておいたところ、ミツバチたちも陽気に誘われたのか次々に外に飛び出して行きました。しかし、ハウスの外は辺り一面の銀世界、目が眩んだのか、寒さのせいなのか、ほとんどのミツバチが雪の上に降りてしまいました。そのうち全く動かなくなってしったので、つまみ上げてみると寒さで気絶しているようでした。暖かい息を吹きかけたり、ハウス内に戻してやると、徐々に触角や足を動かすようになり、最後には巣箱を目指して飛び立っていきました。雪の上に点々と落ちているミツバチを一匹づつ拾い上げて蘇生させたのですが、遠くまで飛んでいってしまい助けられなかったミツバチもかなりいたようです。

「分蜂群を収容」(2002.5.15)
今年は忙しくて、あまりミツバチの世話が出来ずにいます。4群中2群をなんとか越冬させ、その後頼まれた1群を購入し、今春は3群から始めました。ところが今日、久しぶりに巣箱を見にいったところ、偶然にも分蜂したばかりの場面に遭遇しました。急遽、土作りの仕事を延期して分蜂群を箱に収めました。ということで、また昨年と同じ4群になりました。元気な2群には継箱を上げましたが、今年は完全に出遅れてしまったので採蜜の方はあまり期待はできない状況です。
ところで、「サムデイ」で育成しているハーブ苗をプロポリス抽出液で殺菌・防虫する「プロポリス消毒」が販売店に好印象を与えているようです。本格的に「プロポリス消毒」を始めた昨年秋以降、急激に売り上げがが伸びています。考えてみると、高価で手に入りにくいプロポリスを植物の消毒・防虫に使っている贅沢な育苗生産者は「サムデイ」以外にありませんので、これが良い宣伝材料になっているのだと思います。 

板村さんの愛蜂情報