産卵が始まりました。 (2004.3.2)
これまで越冬箱内部の温度変化は、外気温とほぼ比例していたのですが、2月20日前後に、産卵の兆候となる急激な温度上昇がみられました。越冬箱内の温度が約25度となり、これまでより10度近く上がりました。おそらく巣箱の中は、産卵・育児の条件となる30度以上になったと思われます。

2月26日、穏やかな日差しだったので、保温材のわらを取り除き、今年最初の内検をしました。巣枠の間からびっしり詰まったミツバチ達がこちらを見ています。2群とも8枚中6枚にミツバチ達がついており、無事この冬を乗り切ってくれました。

産卵は、A群が3枚、B群が2枚に確認できました。貯蜜も給餌の必要がないくらい十分ありましたが、育児に必要な花粉がまだ採取できないようなので、きな粉ときな粉ゼリー(蜂蜜を混ぜたもの)を与えました。次の日様子を見ると、きな粉はすべて食べ尽くし、ゼリーも少しかじっていました。

外はまだ真冬と変わらないのに、ミツバチ達は春の気配を確実に感じているのですね。人間のカレンダーとは無関係ということをミツバチ達に教えられました。そういえば、庭の片隅ではスノードロップが咲き始め、チューリップも芽を出しました。


待ちかねた春です。(2004.3.31)
「一条の太陽光線と一輪の野生の花がイタリアン品種にとっては春を意味する。」スー・ハベル
富士見にも遅い春が訪れました。暖かい日が続いたので、越冬箱を取り外したら次の日、雪になりました。でもミツバチ達は、春が来たことを体で感じ取っています。庭のクロッカスに毎日せっせと通い、大きな花粉玉をバスケットに入れて帰ってきます。我が世の春がやってきました。
ミツバチは春の訪れを敏感に察知して育児用の花粉を集める。

富士見は、新緑の季節です。 (2004.5.17)
中央線の車窓から眺めると、アカシアの開花状況がよく分かります。標高差100m で約1週間かかります。5月16日現在、須玉〜長坂町が満開ですから、後1週間すれば富士見にやってくるでしょう。さて、私のミツバチ達は、それに間に合うでしょうか?どうにもならないことは分かっていても、いつもハラハラしながら見ています。1群は、スタンバイですが、もう1群は、5月12日にやっと継箱を上げました。産卵力が弱く、今年はあまり期待できません。女王の更新などを考えていますが、当分の間このままで様子を見ることにしました。
富士見は新緑です
花粉の在りかを教える働き蜂

最近、ミツバチを飼い始めた小口さんご夫妻を、松本市郊外の別荘にお訪ねしました。ハーブの蜜を採りたくて昨年秋に2群購入されたそうです。標高800m、山並みに囲まれた小さな村の一画は、色々なハーブの香りでむせかえるようでした。斜面に置かれた巣箱から飛び出したハチ達が、一面に広がったハーブ畑で蜜を集めていました。お二人とも期待に胸をふくらませていましたが、きっとハチ達は応えてくれるでしょう。
蜂の世話をする小口さんご夫妻
斜面に設置された巣箱 ハーブに訪花するミツバチ

渡辺さんの愛蜂情報