採蜜しました。でも…。 (2004.6.12)
6月9日採蜜をしました
採蜜は、いつも梅雨にかかります。タイミングが非常に難しいのですが、束の間の晴れ間が見えたので実施しました。今年は2群のうち、強勢群が3段積みになりました。初めての3段積みに、どれだけ採れるか…。みつばち達の働きに大きな期待をかけました。それに比べ、 もう一方の群は全く増群せず、採蜜は断念、単箱に戻し、女王の更新をしました。さて、その結果は…
上段の継箱は、蜜蓋のかかったものが5枚、約7Kの収穫。中段は、ワクワクしながら開けてみると…なんと(しばらく声が出ない)…9枚のうち、5枚に びっしり産卵されていたのです。女王蜂の見落とし…(継箱を上げるとき、あれほど見直したのに)もう後の祭りです。ア〜ア〜ッ。結局、両外側の全面蜜蓋2枚を含め、4枚から約8K、合わせて15Kでした。
3段積みの継箱
これがアカシア蜜?
採れた蜂蜜は赤みが強く、あの透明感のあるアカシア蜜ではありません。味は濃厚で、レンゲ蜜に似ています。当地のアカシアは、5月20日前後〜5月末まで咲きました。継箱は、中段が5月5日、上段が5月20日ですから、タイミングとしては、まずまずだったと思います。ただ気になるのは、例年より 7〜10日開花が早かったのです。もしかしたら、今年はアカシアの流蜜が少なかったのではないでしょうか?…としても、いったいこの蜜は何の花なのか、どこから集めたのか、全く思いつきません。
何の蜂蜜?
今、我が家の庭は、シャスターデージーとウツギの白い花で溢れています。しかし、みつばち達は見向きもしません。昨秋、みつばち達のために播いたクローバーや、野生のハルジオンにせっせと通っています。クローバーは、庭の至る所に繁殖し、その結果、草刈りに追われることになりました。もう少しすると、栗の花が咲き、みつばち達の好きなオレガノも咲き出します。
梅雨の晴れ間、ウツギが咲き出しました。
シャスターデージーが満開、みつばち達は見向きもしない。
クローバー ハルジオン

2回目の採蜜をしました。(2004.7.12)
●7月9日、2回目の採蜜をしました。
私の採蜜の手順は
1.前日に内検し、蜜蓋のかかっているものを1か所に集める。(今回は、継箱2,3段から9枚選び、3段目に集めた)
2.前夜のうちに採蜜する場所を準備する。(部屋の一画にシートを広げ、分離器・蜜蓋切り用台・ボウル・タオルなどをセットする。このほか詰め替え用ビンの消毒や蜜刀の手入れも怠りません)
3.朝4時起床、すぐお湯を沸かし、ボウルに入れます。
4.巣を運搬する継箱と燻煙器・ブラシ・ハイブツールなどを準備し、作業開始です。
5.まず、4枚をハチの付いたまま、準備した継箱に入れます。こうするとハチを振り落とすスペースができます。
6.1枚づつハチを振り落とし、部屋に運び、蜜蓋を切り、分離器にかけます。
7.空になった巣脾を運び、元に戻します。残っている蜜入り巣脾を同じ要領でやります。
ハチが騒ぎ出さないように手際よく作業しますが、それでも一人では大変です。ビン詰めが終わり、後片付けするともう8時です。
採れた蜂蜜は13キロありました。前回と合わせると28キロになります。よく働いてくれました。味は、栗蜜が入り、少しくどい感じがしますが、自家用なので料理などに十分使えます。一般に梅雨入り以降の採蜜は、控えた方がよいといわれています。今回は初めの採蜜時に残した分なので、例外かもしれません。2段目の9枚は、貯蜜が十分でこれはミツバチ達の分です。                 
作業を終えて飲むハチミツ入りコーヒーは格別です。
●オレガノが咲き出しました。
夏空にはオレガノがよく似合います。朝早くからミツバチ達が採蜜に励んでいます。畑の一角では、我が家のミツバチと日本ミツバチがそろって採蜜していました。こんな光景はいままで見たことがありません。この花は多分園芸種のこぼれ種と思いますが、名前は分かりません。ミツバチ達はお気に入りで沢山群がっています。ご存じの方はいませんか。

分割異変。 (2004.8.15)
●強勢群の分割と変性王台の出現
2回目の採蜜後、2群に分割しました。これで我がミツバチ村も3家族になりました。1週間後、分割した群の巣箱から10数カ所の変性王台を確認しました。
●新女王の亡失と対策
さらに1週間後、隣の巣箱を内検中、底板にミツバチの塊(直径4〜5センチ)を見つけました。引き上げてみると、なんと女王蜂に働き蜂達が群がっているのです。しかも女王蜂に対して、明らかに激しい攻撃をかけています。正規の女王蜂は確認していますから、常識では考えられない光景です。…もしかしたら、結婚飛行を終えた新女王が、誤ってこの巣箱に入ったのではないのか…。分割した巣箱を内検した結果、変性王台はすべて破られているのに、新女王は見当たりません。やはり、誤って隣の巣箱に入り込み、殺されたのです。このままでは働き蜂産卵が始まるので、手だてを考えなければなりません。
1.他の巣箱から幼虫付きの巣脾を2枚抜き取り、準備する。
2.分割した巣箱全体に煙をかけ、準備した幼虫付き巣脾を中央部に潜り込ませる。
3.更に、全体に煙をかける。
これで1週間後、変性王台が出来上がるでしょう。給餌箱に砂糖水をたっぷり入れ完了です。
●私の手助けできることは、ここまでです。後はみつばち達に任せましょう。
それにしてもこの時期、花蜜となる花がほとんど見当たらないのに、ミツバチ達は元気に飛び出してゆきます。
3群になり賑やかになったミツバチ村。
分割した群には、10個以上の変性王台ができた。
巣箱を間違えて帰還した女王を攻撃する働き蜂たち。

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