女王蜂購入。 (2004.9.20)
ついに女王蜂を買いました。二度にわたる女王蜂誕生に失敗し、M養蜂園に女王蜂を発注しました。一匹送料込み7350円、高いなぁー。
●初めは隣の巣箱に迷い込み、袋だたきに会い、次は王台を作りませんでした。何か訳ありの様子ですが、さっぱり分かりません。
・なぜ王台を作らないのか。
・新しい女王がどこかに隠れているのでは?
・まさか働き蜂が産卵していないよね…。
隅から隅まで丹念に見直しても、分かりません。と言ってこのままで良いはずがありません。今は、蜂児をどんどん増やして、越冬に備えなければならない時期です。
●いよいよ、よそ者の女王蜂を仲間入りさせます。・うまくいくかな?
・王篭に入った女王が届きました。働き蜂が13匹付いて、砂糖の塊が入っています。(下左)
・無王の巣箱を開け、全体に砂糖水のスプレーをかけます。これでミツバチ達の興奮を和らげます。やっぱり女の子!中程の巣脾の間隔を広げ、針金でつるしました。この後、更に煙をかけます。(下右)
・1分もたたない内に王篭めがけてミツバチ達が攻撃を始めました。でも大丈夫、篭に守られて安全です。(下左) このミツバチ達が女王蜂に馴染むまでそのままにしておきます。
・2日後、王篭を引き上げるとミツバチ達がびっしり取り付いていました。でも、前と違って穏やかな様子。(下右) これを確認して、王篭の底ぶたを開き、元の場所につるしました。30分後、引き上げてみると、女王はすでに篭の外に出ていました。袋だたきに会っていないか素早く底の方を見ましたが、そんな様子はありません。更に見てみると、巣脾の中程に女王蜂がいました。どうやら働き蜂と仲良くなったようです。まずはひと安心。
・更に2日後、内検すると大勢の働き蜂を従えてさっそうと歩き回る女王蜂を確認しました。(上) これで産卵を始めれば、越冬群に持ち込めるでしょう。ヤレヤレ…。
さっそく越冬箱を作りました。
もう庭のススキや萩の花が盛りです。萩には日本ミツバチが訪花していますが、我が家のミツバチ達は姿を見せません。もっと条件の良い場所があるのでしょう。

大スズメバチからミツバチを守るには… (2004.10.18)
・9月の後半から大スズメバチが連日押しかけてきます。
この間は、1時間ほどで5匹捕殺しました。おそらく偵察蜂でしょう。その内に、ある事に気が付きました。3群の内、1群だけが攻撃されているのです。暫くしてその訳が分かりました。ケージの正面から巣門が見えるか、見えにくいかだったのです。他の2群は、全面ネットの中に捕獲器を設置してあるので、巣門がよく見えないのです。攻撃されている群には、捕獲器の代わりに小型のケージを巣門にかぶせてあるだけです。(写真1)
大スズメバチから攻撃される、巣門が見えてしまう巣箱。(写真1)
巣門から出入りするミツバチ達が見えるのは、大スズメバチにとってかなり刺激的だったようです。そこで、正面から巣門が見えず、ミツバチ達は自由に出入りできる装置を考えてみました。(写真2) 相変わらず大スズメバチが押しかけてきますが、この群だけを狙うということがなくなりました。2、3日すると、姿も見せなくなりました。諦めたかどうかは分かりませんが、攻撃しにくいのは確かのようです。そこで元の小型ケージを外し、細い格子を入れた改良型を取り付けました。(写真3) 更に、全面ネットをかけ、正面から見た写真です。(写真4) 大スズメバチからの防御の効果が見えたので、他の2群もこの方式に変更するつもりです。
正面からは巣門が見えず、ミツバチたちは自由に出入りできる装置。(写真2)
改良型小型ケージ。(写真3) さらに全面ネットを被せた状態。(写真4)
・ビートピアで紹介されている私の全面ネット方式に、2、3の方から質問がありました。少し説明が足りないようなので補足します。私の体験では、捕獲器は大スズメバチの防御にはあまり役立ちませんでした。20匹くらいは捕獲できますが、大量殺戮は防げません。大スズメバチは、捕獲器の下部(ミツバチの出入り口)にズラーッと並んで、出てくるミツバチを一匹残らず噛み殺します。出入り口を塞がれるわけですから、ミツバチ達は戦いを挑むしかないのです。この出入り口を分散し、直接対決を避ければ大量殺戮が防げるのではないか、と言うのが出発点なのです。前面の広いケージから飛び出すミツバチに、大スズメバチの焦点が定まらなかったのは確かです。捕獲器をそのまま残したのは、万が一透き間があったりして1,2匹でも入ってきた時に役立つと思ったからです。実際には入り込みませんでしたが、思わぬ効果として巣門からの距離ができ、ここでも直接対決が避けられました。ミツバチフリークの岡本さんの情報の中に、ネット空間とじゃま板の記事がありますが、共通する部分があるようです。

渡辺さんの愛蜂情報