異常な暖かさです。(2007.2.10)
まだ2月なのに、10度を超す暖かな日が続いています。木陰に残っていた雪もすっかり消えてしまいました。こんな気候は初めてです。このまま本格的な春を迎えてしまうのでしょうのか、或いはまた寒さが戻るのでしょうか。
2月6日、今年初めての内検をしました。わらを取り除いてみると、みつばち達がウワーッと盛り上がってきました。(写真上)巣箱の中に縮こまって顔だけ出していると思っていたのにビックリ。9枚の巣脾全面で押しくら饅頭しています。それに給餌が必要ないほど貯蜜も残っています。暖冬でエネルギーの消耗が少なかったのでしょう。3群のうち2群が既に産卵を始めていました。例年より2週間以上も早い越冬明けです。
残る1群はまだ動きが鈍いのですが、女王蜂だけはチョコチョコ走り回っています。とりあえず、きな粉とハチミツのゼリーを与えておきました。(写真上)
昼過ぎ更に気温が上がると、待ちかねたように外に飛び出してきました。巣箱の前をふわふわ飛んだり、お尻を上げて旋風を送ったりしています。(写真上)
お互いに口吻で相手を確かめるような仕草をしているのもいました。(写真上)
心配なのは蜜源の開花時期です。季節の変化の影響は必ず出てくると思います。当地のアカシアの開花は6月初めなので、増勢はそこに目標を置いてきました。でも今年は早め早めに手を打った方がいいかもしれませんね。

遠回りの春です。(2007.3.24)
・お彼岸というのに朝の冷え込みが厳しく、今朝(3/22日)は巣箱の上に薄く霜が降りました。よく見ると中程の霜が丸く溶けています。(写真上) ミツバチ達が中で蜂球を作り、寒さに耐えている証しです。陽が昇るとすぐ消えてしまいましたが、こんな場面に出会うと感動を覚えます。遠回りの春の贈り物かもしれません。
・越冬箱から出した途端、寒さが戻りまだ梅の花も開きません。でもミツバチ達は、春の兆しを感じ取っています。3群とも4枚の巣脾に産卵が見られ、新蜂も誕生しているようです。気温が上昇すると、待ちかねたように外に飛び出し花壇に向かいます。目標はクロッカスの花粉です。濃い紫や淡いピンクの花が一斉に咲き出し、ミツバチ達を誘っています。開きかけたものは特に花粉が多く、ミツバチ達はそこに集中します。一番乗りを目指して争う場面も珍しくありません。(写真下)
ところで、今私はどんな格好でいると思います?そうなんです。花壇の中に腹這いになっているんです。さっきからミツバチ達が耳元でブンブン言ってます。暖かな日ざしの中でミツバチ達のご機嫌な羽音を聞いていると、眠くなってしまいます。まさに至福の時です。

春の淡雪です。(2007.4.24)
●4月18日、冷たい雨が夜半から雪に変わりました。この時期、あまり珍しくありませんが、咲き始めた花壇の花や新緑の葉も白く覆われました。
春の淡雪で、お昼頃にはすっかり消え、地表の熱が水蒸気となって舞い上がっています。待ちかねたようにミツバチ達はすぐ下の畑に向かいます。目当てはオオイヌノフグリとヒメオドリコソウで、盛んに花蜜を集めています。
●4月4日に3群とも継ぎ箱を上げ、ミツバチ達の増勢は続いています。今月末か5月初めには3段になりそうです。昨年より10日ほど早くなりますが、さてアカシアがいつ開花するのか予想が付きません。
●オオスズメバチの対策もそろそろしなければなりませんね。冬眠明けの女王蜂が活動を始めます。初めは専ら樹液を吸っていますから、誘引液による捕獲が一番効果的です。しまい込んであるオオスズメバチ用ケージを取り出し、手入れをしておきましょう。さあ、1年で一番忙しい季節を迎えました。

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