アカシアが満開です。(2007.6.4)
・5月23日、アカシアの一番咲きを確認しました。例年より7〜10日早い開花です。やはり暖冬の影響でしょうか。今年は早め早めに手を打ったので、ミツバチ達の増勢にはあまり影響がありません。3群ともベストに近い状態で採蜜シーズンを迎えました。
・5月25日、これまでの貯蜜を払い、アカシアの採蜜に備えました。採れたのは「春の百花蜜」で、香りもよく甘さも十分(81.5〜79.5%)です。同時に採蜜期間中の産卵と育児を抑制するため、女王蜂を王篭に入れ隔離しました。女王蜂には白いマーキングをしてありますが、いつの間にかそれが取れてしまい、なかなか見つかりません。そのうちに巣箱全体が騒がしくなり、機嫌を損じたミツバチ達が盛んに攻撃を仕掛けてきます。こうなると作業はいったん中断です。燻煙して静まるのを待つしかありません。
・周りにはアカシアの大木があり、今は芳醇な香りに包まれています。ミツバチ達もフル稼働です。その飛行をカメラで追ってみました。(シャッターを1/3秒で)目にもとまらぬ早さですが、巣箱からアカシアの花まで一直線で飛ぶ様子が分かります。
また、シャッター速度を変えてみると(1/10秒)羽の回転数がいかに早いかが分かります。この写真で見ると、0.1秒で30回転です。驚きですね。

アカシアの季節が終わりました。(2007.6.28)
・絶妙のタイミングで採蜜に入りながら、思ったほどの収穫がありませんでした。3群で70キロあまり、春の百花蜜を合わせても130キロに届きません。ミツバチ達の働きが悪かったのか、或いはアカシアの蜜があまり吹かなかったのか正直言って分かりません。ただアカシアの開花期間中雨の日が4日ほどあり、それが影響したとも考えられます。期待が大きかっただけに一寸気が抜けました。でもこれだけ働いてくれたミツバチ達に感謝しましょう。収穫したアカシア蜜は、香りも甘さも上々でした。
・かねてから考えていた移動養蜂をやってみました。と言っても家から車で約40分のところですから、ミニ移動養蜂のテスト版と言ったところでしょうか。標高1200m南アルプスの山中で林道の行き止まりです。本来はしかるべき許可を取ってからと考えていたのですが、面倒になりそうなので止めました。その代わりいつでも撤去できるように連絡先を書いた看板を立てておきました。
普段は釣り人か山菜採りの人が入るくらいで、カモシカや猿をよく見かけます。ここから沢沿いに約1Km遡ると、トチの原生林があります。
この日はすでに白い花をつけ、タイミングとしては一寸遅い感じでした。心配の種は、お山の熊さんに見つかってしまうことで、これは五分五分の確率です。さて2週間後、心配した被害もなくホットしたのですが、スズメバチ防御ネットが外されかけていました。周りに足跡など一切無いので、おそらくお猿さんが引っ張ってミツバチ達の攻撃を受け、途中で止めたものと思われます。
採れた蜜は10キロで、アカシアに比べて香りが強く味も濃厚なものでした。トチの蜜が入っているのでしょう。これを南アルプス源流の蜜と名付けました。左が春の百花蜜、中がアカシア蜜、右が南ア源流の蜜です。

渡辺さんの愛蜂情報