増群の最中です。(2009.9.19)
9月17日に予定されていたふそ病検査が28日に延期され、今月の末になりました。4年前、長野県の畜産課に飼育届けを出していたのですが、これまで一度も検査の連絡を受けていません。たまたまダニの新薬について管轄の伊那家畜保健衛生所に問い合わせた際、登録漏れが分かりました。検査料は1群60円で4群240円也、伊那から半日かけてきていただくのは恐縮なのですが、この際しっかり検査して貰います。私のような2、3群でも届け出さえすれば年1回の検査を受けられるので、趣味の養蜂家にはお勧めです。
さて我がみつばち家族はただいま1群から4群になりました。アカシアの採蜜後、自然王台により誕生した2群は順調で、このまま産卵が続けば良好な越冬群になるでしょう。元箱の女王蜂の更新が問題で、ここまで1群で頑張った功績があり削除するには忍びず、巣脾5枚を付けて分割しました。これは人間で言えば隠居部屋みたいなもので、増群などの期待はしていません。陽当たりも良くクローバーや秋の野花に囲まれ最高の場所です。残った無王群からは変成王台による女王が誕生、産卵を開始しましたが越冬群に育つかどうか今は予測がつきません。
ここで困った問題が起きました。分割した女王群にダニが発生し、羽根の縮れたみつばちが巣箱を這い出しています。腹部にダニが取り付き、体液を吸われ痩せこけてよろよろしています。すぐアビパールを挿入しましたが、数を大分減らし回復出来るかどうか‥。他の群には発生していないところをみると、4群にしたツケが弱小群にきたようです。ごめん‥頑張れおばさんミツバチ軍団!
蕎麦の花が満開になりました。色づいた稲穂と真っ白な蕎麦の花がほどよく調和し、本格的な信州の秋を迎えました。みつばち達も育児と越冬の食糧確保に懸命です。
そんなみつばち達をカ メラで追ってみました。(5-5)巣門の前にもカメラを置いてみました。バスケットにいっぱい花粉を詰め込んで戻ってきたみつばち達、見慣れないもの(レンズ)に「なんだ、これは?」って顔をしています。こんなにみつばち達が表情豊かだったとは…!

越冬に入りました。(2009.11.24)
越冬箱設置予定の11月17日はみぞれになり、作業は中止になりました。この日は東京からMさんご夫妻が車でこられたのに残念でした。Mさんは都内のご自宅でミツバチを飼い始めてちょうど1年になるそうです。現在、ミツバチ達が安心して住めるところを探しているとのこと。将来はターシャ・テューダーのような生活を、この信州で実現したいと目を輝かせていました。こんな方に出会うと、初めて蜜蜂を飼いだした頃を思い出し、無性に嬉しくなってしまいます。
さて今年の越冬は昨年と同じ1群になってしまいました。3群確保のちょっと無理な増群計画が裏目に出てしまい、トラブルが続出、まるで病気の見本市みたいです。9月末のフソ病検査の際、4群の内、新たにもう 1群からダニが発見されたのです。その後、他の1群が女王がいるのに働蜂産卵を始めてしまい、追い打ちをかけるようにチョーク病の発生です。
フソ病検査
チョーク病
ダニの発生した2群は急速に数を減らし、なんとか回復させようとしましたが、越冬まで時間がないので合同させることにしました。ところがその合同がうまくいかず、更に数を減らしてしまいました。今回は安全な新聞紙合同でじっくり時間をかけたのですが、約半数がなぜか下に降りず死んだのです。余程相性が悪かったか或いは元女王に対して忠誠心が強かったのか‥。4群の内、弱群となった3群は合同を繰り返し、最終的には残る1群に合同させました。8枚の巣脾でミツバチの数は十分ですが、そのうち新蜂がどれだけいるかで越冬の成否が決まるでしょう。
合同失敗
越冬群
今日は今年最後の内検です。でもミツバチ達は元気に初冬の陽差しの中を飛び出していきます。
教会から依頼され、クリスマスカードとポスターを制作しました。写真のキャンドルは、もちろん蜜蝋の手作りです。蜜蝋の溶ける甘い香りが何とも言えない雰囲気を出しています。皆さんも良いクリスマスをお迎えください。

渡辺さんの愛蜂情報