もうすぐ春です。(2013.2.26)

2月中旬、巣内温度が上昇し産卵が始まったようです。この冬は例年より積雪量が多く、気温も低かったので(最低マイナス17度)産卵開始も遅れるかな?と思っていたら、蜜蜂達はちゃんと春が近いのを知っていました。
2月22日、今年初めての内検です。と言っても越冬箱の雪を掻き落とし、蜜蜂達の無事を確認しただけです。餌の特製ゼリーを与えてすぐ蓋を閉じました。4群ともよく頑張った!もう少しすれば越冬箱から外に出られるし、春の陽差しも多くなるし...。

冬の間は蜜蜂達の世話が無いので、飼い主の私はヒマそうですが、来シーズンに備え結構仕事があるんです。
その一つ、巣箱が古くなったので新しく作ることにしました。
せっかく自作するのだから少し工夫を加え、「猿の被害防止」と「スズメバチ対策」を考えてみた。
今の所、猿の被害は無いが食糧不足で頻繁に出没、口に入るものは何でも持って行ってしまう。こうなると遅かれ早かれ蜜蜂に手を出すと思われます。巣箱を電柵で囲むのも心情的に抵抗があるし、大げさなこともしたくない。それより猿の力では蓋を取り外したり、箱を動かせないように固定すればいいのでは......。と言うわけで巣箱全体を固定する方法をとりました。
「スズメバチ対策」は捕獲器や防御器などがあり、何れも高価でその割には効果がいまひとつです。以前からお金をあまりかけず効果の大きい方法を考えていたので、試してみることにしました。いずれシーズン中(7月以降)にテストして効果を提供したいと思います。
巣箱は9個、結構な仕事になりましたが、費用の節約(購入の約半分)や作る楽しみが大きいので苦になりません。
もう一つ、冬の楽しみで(蜜蠟キャンドル)を作ったので紹介します。
プリンを食べた後のガラス容器があったので家内がトールペイントで絵付けしました。
灯芯だけはネットで購入したのですが、蜜蠟の暖かい光が何とも言えない雰囲気を出しています。皆さんも是非試してください。

アカシアの芽吹きが始まりました。(2013.5.15)
低温だった富士見高原もここにきて気温が上がり、ミツバチ達の活動も活発になりました。現在(515)2段が1群、3段が2群になっています。
ツツジが満開になり、アカシアの芽吹きが始まりました。今年は少し遅れるかなと思っていましたが、例年並みになりそうです。アカシア前線は甲府から日野春あたりに移り、あと2週間もすれば、咲き始めるでしょう。
今年は写真のように新しく作った巣箱を使っています。猿対策用に巣箱を頑丈なアングルで土台に固定しています。さらに継ぎ箱同士をパッチン錠と、不等辺アングルを加工した金具で二重に固定しました。内検する時に多少面倒ですが、これも仕方が無いと思っています。
毎年のことながら、近くのYさんが「今年はどう?百花みつとれた?」と、もうやってきました。アカシアが咲いたらすぐに百花の採蜜に入るのですが、もう少しお待たせしそうです。Yさんのガーデンに、いつもうちのミツバチがおじゃましているので、優先的に分けてあげます。テレビでは沖縄が梅雨入りしたとのニュースがあり、いつもの事ながら空を眺めて一喜一憂の日が始まります。

異常なシーズンでした。(2013.6.29)

10日早い梅雨入りは想定内のこととしても、アカシアがほとんど花をつけないのは初めてです。大町の奥原さんも同じような状況だったそうですが、ミツバチを飼い始めて13年、私の記憶にはありません。北斗市の日野春までは順調に開花していたので、標高差による気温条件が影響したのでしょうか。ちなみに私の家は標高900m、日野春600mです。左が昨年、右が今年おなじ66日の撮影です。葉だけが異常に茂り、花は全く見られません。

満を持して採蜜の準備していたところ、今度は最強の1群に分蜂されてしまいました。3日前の内検で、作り始めた王台を発見、すべて取り除いた筈なのに見落としたらしい。飛び出した分峰群は巣箱の近くにあるヤナギの木に集結しました。

捕獲網を持ち出したが、78mの高さで到底届かず捕獲は断念。新しく巣作りするのを見届けてから収容することにした。翌日は朝から蜂球とにらめっこ。腹がすいたので「ちょっと昼飯を」と思って目を離したら、その間に一匹もいなくなった。なーんてこった。あーあ、アカシアは咲かず採蜜は3群から2群になってしまい、今年こそと意気込んでいたのがショボンとなった。

ところが1週間後、内検すると巣脾は蜜で一杯に膨らんでいる。絞ってみると綺麗な蜜が30kgも採れた。アカシアではないけれど、おいしくて上質な蜜です。一体どこから集めて蜜源は何---?春の百花蜜を合わせると60kgの収穫です。

ある日「あそこから蜂が飛び出しているよ!」草刈りの人から分蜂群の情報が入りました。100mほど離れた空き家に入居したらしい。プロパンガスの配管BOXと壁の隙間から出入りしている。どうやら壁の中の空間が新居らしい。厄介な所というより、うまい場所を探したものだ。収容できるかどうか分からないけれど、とりあえず家主に事情を説明したところ、作業を快く了承。「今まで感じなかったけど、ミツバチって可愛いのね。みつばちハッチでしょ」と。場所が場所だけに作業は一工夫しなければ、まあ急ぐ事もないのでじっくり考えるか。
さて異常なシーズンも一段落、7月に入ると増群と農薬対策、大スズメバチ対策などに取りかからなくては---。近くの田んぼも田植えが終わり、もうすぐ梅雨も空けるでしょう。

渡辺さんの愛蜂情報