富士見は秋の空です (2003.10.4)
●合同は進行中です。
産卵が見られない群を合同させることにしました。これまで合同は、至極簡単なものと聞いていましたが、いざやってみると教科書通りにはいきませんでした。
今回の手順
1.別に用意した継箱に巣脾枠を移す(5枚) その際、「豊満な女王」を取り除く
2.全体に煙をかける
3.合同する相手の巣箱を開け、煙をかける
4.念のため、隔王板を入れ、上に穴(数カ所)を空けた新聞紙を敷く
5.巣脾枠の入った継箱をのせ、もう一度煙をかけて蓋をする
6.次の日、新聞紙が食い破られているのを確認し、上の2枚を下に移し、念のため煙をかける。これで下は8枚上は3枚、計11枚の群の完成です。
問題は合同する際、巣箱を飛びだした蜂がかなりいることです。この蜂達をなんとしても救済しなければなりません。これは通常の合同でも起こることではないでしょうか。今回の場合、元巣をそのままにして、巣脾枠を3枚入れておきました。後日戻ってきた蜂を再合同させ、ホームレスにならないようにしたいと思います。

●ソバ蜜のアイスクリームを作りました。
ソバの開花中、雨の日が続き思うように蜜を集められなかったようです。蜜ぶたのかかったのは1枚しかありませんでした。初めが順調だったので、一寸がっかりですが、これも仕方のないことですね。蜂達の労をねぎらってやりましょう。
さて、採蜜した純粋なソバ蜜でアイスクリームを作ってみました。以前「養蜂講座」に出席した時、ハチミツ蔵でご馳走になり、とても美味しかったので挑戦してみました。ソバの風味がある美味しいアイスクリームが出来上がりました。

これから迎える厳しい冬支度に蜂達も忙しく働いています。写真は外から帰ってくる蜂達を巣箱からとらえてみました。

秋も深まりました (2003.10.20)
咲いている花も少なくなり、蜂達の姿もあまり見られません。近くの花畑に出かけてみると、カンパニュラが少し咲き残っていました。数匹のミツバチ達が蜜を集めていましたが、おそらくもう最後の働き場となるでしょう。

●合同の顛末
10月12日元の巣に残っていた200匹ほどの蜂達をそっくり合同させました。一匹のホームレスも出さずほっとしたのも束の間、次の日50〜60匹の蜂達が、巣箱のあった場所に戻ってしまいました。もう飛ぶ元気もなく、5、6匹づつかたまっていました。その姿が何とも哀れで、何とか救ってやりたいといろいろやったのですが、どうにもなりませんでした。本当にかわいそうなことをしました。よかれと思ってやったことが、蜂達にとっては余計なことだったのでしょう。もう無理な合同はやりたくありません。それにしてもこの蜂達は煙をかけられたのに、なぜ元の位置に戻ったのでしょうか?他の蜂達は煙によって本当に元の記憶を失い、新しい場所を覚えるのでしょうか?何か分からなくなりました。

●「アロマじかん」という香りをテーマにしている女性誌に取材を受けました。
10月13日女性の編集者とイラストレータが来られました。「香り」と「ハチミツ」のつながりが良く分からなかったのですが、どちらも自然の優しさと癒しの効果があるとの話になるほどと納得しました。2時間ほどの取材だったのですが、ミツバチは初めてというお二人にとって、やはり「ハチ」は怖かったようです。ミツバチから1.5メートルという距離は、最後まで縮まりませんでした。

●秋の日は日長ひなたぼっこで…
この頃になると朝晩は大分冷え込むようになり、蜂達もあまり働きに出ません。暖かい場所を求めて日差しの当たっている所にかたまっています。まるで人間がひなたぼっこをしているようです。

渡辺さんの愛蜂情報