現況報告 (2002.7.20)
現時点で我が家には今年分割した巣も含めて全部で12巣があります。内訳は以下の通りです。 
女王がいて産卵が順調な巣 7
女王は産まれたが産卵がまだの巣 2
女王が産まれるのを待っている巣 3

昨年は1つを無理矢理5つに分割して今シーズンを迎えました。地元で養蜂をやっている人にそれは無茶だと言われていましたが、一応全部越冬できたので内心「うまくできたじゃないか」と思っていたのです。しかし、採蜜してみて本当にだめだとよく分かりました。5つのうち十分採蜜できた巣は2つだけでした。またその中のひとつは働蜂産卵してしまい、一番強群だった巣には分蜂されて反省しきりです。今年は内容を充実させることを最優先した中で12になりました。しかし、これからの様子を見て不十分なら合併していくことも考えています。できればこのまま12で越冬を迎えたいと思っています。
先日、大町の少し南にある池田町というところで空き地を見つけ、越冬用に借りることもできました。積雪も少ないし、少しでも春が早いので。とにかく分割した巣は早く産卵した働き蜂が孵ってほしいです。少しでも巣礎を盛らせたいと思っています。今年の春は巣碑がなく巣礎から盛らしていたのでその辺も十分な増勢ができなかった原因のひとつと思っています。
変成王台から誕生した女王。すでに産卵を始めている

トラブル発生 (2002.7.24)
順調と思っていた蜜蜂たちですが、さすがにこの暑さの連続でお疲れ気味のようです。6月末に分割した巣にはほとんどの巣に新女王が誕生しました。やれやれと一息ついていたのですが、その中の1つは女王がなぞの出家で死亡。あと、2つの巣は今日確認したのですが、誕生からほぼ1ヵ月になるのにいまだ産卵してないのです。おなかは少し膨らんで産卵してもいい感じに見えるのですが・・・。このまま産卵をはじめるのを待つのがいいのか、女王を取り除いて新たに産卵したばかりの卵の巣枠を入れたほうがいいのか思案中です。今の時期ならまだ新女王育成もぎりぎり間に合いますよね。他の巣はもうそろそろ蜂が誕生しようとしているのにどうしてこうなってしまうのでしょう。蜂というのは本当にむずかしいものです。
巣の外に追い出された女王 産卵してもいいように見えますがなぜか産卵しない女王

産卵しない女王 (2002.8.1)
先日の「産卵しない女王」のいた巣ですが、1つには他の巣から王台つきの巣脾を入れました。昨日見たところ小さな女王を発見することができました。尻に白い糸くずのようなものをつけていたので、ひょっとしたら交尾したばかりではないのかと思いました。もうひとつはそのまま様子を見ていましたが、いまだに産卵しません。女王が羽化してから40日にもなります。弱気ですが、このままでは期待できそうもないので女王を取り除いて、他から卵のある巣脾を入れようと思っています。さらに、環境も変えたいので山の近くへ転地しようと考えています。先日、近くの養蜂家の中山さんという方に「産卵しない女王」について聞いたところ、「50年になるがそんなことはめずらしい」と言っていました。「理由は分からん」とのことでした。

自分なりに思う所をあげると・・・
@オス蜂不足
私は分割・分蜂するとき以外はオス蜂は邪魔者くらいに思っていたのでオス蜂の巣房を見つけるとすべて切り落としていました。
A蜂場がじめじめしている
自宅の日陰と言うとキウイの木の下しかなく、そこに並べています。板をしいてその上に巣箱を置いてはいますが、キウイの棚は高さが1.5mくらいで人間も立って歩けないくらいです。空間的に狭く、湿気がたまりやすいのかその場所は土がじめじめしています。
Bミツ源、花粉の不足
田舎ですのでわずか8群くらいなら蜜源の問題はないと思っていましたが、ここは適していないのかもしれません。
考えてみると、順調だった巣から女王が追い出されるようにして死んでいたりおかしなことが前にもありました。私の自宅の環境が悪いような気がしています。

強群になった巣はここ1週間、毎日巣礎を2枚ずつ盛っています。2番目の巣は2日で巣礎を2枚盛っています。給餌が大変ですが、来年のために少しでも頑張って欲しいです。後の巣はまだそこまでいっていません。現在以下の状況です。また、いろいろ報告させていただきます。
女王が産卵し、順調な巣(上の2つを含む) 7
女王が生まれ産卵を待っている巣 4
これから女王を作ろうとしている巣 1

産卵開始 (2002.8.7)
産卵しない女王のいた巣のその後について報告します。先日、女王が誕生してお尻に白い糸くずのようなものをつけていたと報告した巣です。
8月3日に内検したところ、驚くことにすでに産卵が始まっていました。7月の末に女王を最初に確認してから6日目のできごとです。今までだと女王発見から産卵までは10日から2週間くらいかかっていました。こんなに早いことがあるのですね。大変驚きました。嬉しいことなのでいいのですが、とにかくびっくりです。自宅から山の麓の蜂場へ引っ越したのがよかったのか分かりませんが蜂の動きも活発な気がします。全身花粉だらけになった蜂が一生懸命ダンスをしています。給餌しながら越夏を見守っていこうと思います。
昨日、もう1匹の産卵しない女王も勇気を出して処分しました。ちょうど別の巣に王台があった巣があったので1枚入れました。早く女王が誕生するのを期待しています。

奥原さんの愛蜂情報