近況報告。(2009.2.11)

昨日、内検をしましたので報告いたします。今年の信州は暖かな冬になっています。雪も少なく、とにかく暖かな日が続いています。でも、近くの小学校ではスケートもできず子供たちが淋しそうに小波の立つグランドを眺めています。暖かだと生活は楽ですが、この異変には不安を感じます。この日もご覧のようにとても天気のいい日でした。

しばらく陽気が続いていたので、ずっと産卵が気になっていました。トタン、シートを取り、藁をはずして久しぶりに蓋を開けてみると・・・予想を裏切って、意外にも産卵が始まっている巣は半分ほどでした。
進んでいる巣は写真の通りすでに有蓋蜂児になっていました。ダニ退治もしましたがこれだけ蓋をかぶってしまうと効率は悪いですね。蜜が少ない巣には蜜巣を入れてあげました。1つは蜂の数があまりに少なかったため他の巣へ合同しました。
最後はまだまだ寒さが来ますので藁、シート、トタンをかぶせておきました。このまま暖かくなって蜂の成育も順調に進んでほしいと願うばかりです。この後例年並みに冷え込んでしまうと蜂児が死んでしまう心配をしています。昨年の採蜜が不作だったので今年への期待は大きいものがあります。皆さんもそれぞれ頑張ってください。また報告させていただきます。

ハチが増えなかった春でした。(2009.6.11)

信州のアカシアも散り、今年の収穫も終了しました。しかし、現実は厳しい結果となりました。昨年はアカシアの開花と同時に入梅し例年の半分の収量でした。今年はその昨年の3分の1になってしまいました。約20ほどの巣が越冬に成功しました。今年は暖冬だったこともありスタートは順調でした。給餌を繰り返し、3月頃まではいい感じでしたが、4月下旬になってもなかなか継箱が上げられる状況になりませんでした。仕方なく合同して強力群を目指しましたが、合同したはずなのに何故かハチが増えず、最終的に20あった巣が6つになってしまいました。その6つの巣もそれほど強力群というほどではなく蜂蜜の収量も減ってしまいました。

「ネオニコチノイド系農薬がハチの方向感覚を狂わせる」という話を聞きました。今年は新しい越冬地で春を迎えたわけですが、この越冬地の環境に原因があるのか、それとも今年のハチの状況がたまたまそういう事実につながったのか。6/10に長野で「ミツバチ配慮の農薬散布を」と養蜂業団体が農協や市町村に対して訴えた「長野地区みつばち農薬危被害対策連絡会議」が開かれました。全世界的におきているミツバチの失踪や突然死も農薬と大きな関係があるのではないかと考えられています。今年の我が家の不調がなぜ起こったのかもう少し追求してみようと思います。

昨年うちのミツバチをお分けした近所の竹花さんが採蜜しました。途中で分蜂されてしまったので採蜜は無理ではないかと思っていましたが、奇跡的に採蜜出来ました。うちよりもいい収穫でした。

少し様子を見ながら新女王の育成をしていきたいと思っています。農薬問題についても勉強してみたいと思っています。何か分かりましたらまた報告させていただきます。

奥原さんの愛蜂情報