近況報告。(2012.8.11)

大変ご無沙汰をしてしまいました。数年前からハチの不調が続き、忙しさにかまけて手入れの時間が十分取れない中で気持ちもダウンしてしまいました。報告もしないままですみません。
今年は春先の低温もありましたが、それ以上にハチが増えないままアカシアが開花してしまいました。農薬の影響なのかハチが増えず採蜜に間に合いませんでした。
今までにも不調なシーズンはありましたが、ハチミツが全く採れないということはありませんでした。
皮肉にも今年の梅雨は空梅雨でハチにとってはとてもいいシーズンでしたが、ハチがいないという中ではどうにもなりませんでした。
先日はラジコンヘリでの農薬散布があり、前の晩12時〜朝8時半まで巣門を閉めておきましたが、お昼頃には写真のようにハチの死骸が巣の前に見られました。ハチはいずれも口吻を出していることから薬害であることがわかります。
現在6巣となっていますが、新女王への切り替えができていない巣もあります。
近くの高橋さんの力を借りて新女王への更新をする予定です。来年は採蜜ができることを祈って頑張っていきたいと思います。

ラジコンヘリによる農薬散布
巣門前の死骸
薬害により口吻を出して死んだ蜂

薬害続報。(2012.8.13)

こんにちは、長野の奥原です。先日薬害の報告をさせていただきました。
用事があって3日ほど家を留守にしておりましたが、帰ってきて見るとミツバチの死骸が大量に出ていました。薬害が出ているのは前回とは別の2巣に集中しています。ハチはやはり口吻を出したまま死んでいますので薬害によって死んだものと思います。空中防除だけでなく近くの畑での農薬の影響かと思っています。このような被害はおそらくいろいろなところで発生しているはずであり、どのように対応していくかが養蜂を営む我々にとっては深刻な問題だと感じます。写真の2つの巣はハチの数が半分近くに減ってしまいました。
来年こそはと思っていたところでしたが・・・

近くの畑での農薬の影響か。
巣門前の死骸
口吻を出して死んだ蜂

近況報告。(2012.10.1)

こんにちは、長野の奥原です。今シーズンは最低の状態でした。その上、農薬の空中散布やそれ以外の農薬の使用により復活を目指していたミツバチが大打撃を受けてしまい対策の難しさを痛感しています。
そんな中、お盆に高橋さんから出房を控えた王台を譲り受け、更新予定の6つの巣へ挿入しました。2日後、内検したところ偶然にも女王が出房している場面に出くわしました。4枚の連結写真の通りです。ほかの巣でも順調に出房し、それぞれの巣に新女王が誕生しました。
そして、1つは1週間ほどで産卵が始まりました。しかし、3つの巣では女王がいなくなってしまいました。そして残りの2つは女王がいつまでも交尾しないまま、1ヶ月が過ぎました。1週間後の9月23日に内検した時もまだ女王は小さいままでした。合同したほうがよいか迷いましたが、もう1週間だけ待つことにしました。それから1週間後の9月30日、半分あきらめムードで内検したところ、驚くことに女王の腹部が不十分ながら大きくなっていて、少しずつ産卵が始まっていました。出房してから45日目にしてようやく産卵が始まりました。こんなに長期間交尾しないままというのは初めてでした。先週合同しなくてよかったとつくづく思います。しかも2つの巣で合わせたように始まったわけですが、これは偶然の一致なんでしょうか。今年の9月は残暑が厳しかったのがよかったのでしょうか。そして、3つの巣で女王がいなくなったのは何故でしょうか。外敵にやられたのでしょうか。それとも農薬の被害でしょうか。6つの巣のうち、3つで女王がいなくなってしまうというのはとんでもないことです。
現在、各巣ともに巣枠が8枚〜9枚ですが、さすがに2巣は1ヶ月半も産卵がなかったのでハチはずいぶん減ってしまいました。結局女王のいなくなった巣は分割して合同してしまい、最終的に5巣で越冬を迎えることになりそうです。来年は今年のようなことにならないよう祈る気持ちでいます。

譲り受けた出房間際の王台
更新予定の群に王台挿入
誕生した新女王
女王出房の連続写真

奥原さんの愛蜂情報