近況報告。(2014.7.10)


悲しい近況報告です。・・・クマに2日連続で襲われました。
先週、採蜜成績の良かった女王から移虫して王台の出来栄えが気になっていました。先々週の移虫で失敗していただけに今回への期待は膨らんでいました。


移虫作業
キャップに移された幼虫

ところが・・・7/8 朝 妻から電話が入る。「ミツバチが大変なことになってる。巣箱が倒されている。クマかな?」この時は壊され方があまりひどくなかったのでクマなのか疑問だったようです。結局、この時の後始末は親父に頼 みました。
夕方、私も駆けつけて後片付けの続きをしました。キャップで育ちつつあった王台は破壊されました。ショック・・・
何年か前にも2日連続で襲われたことがあったので今夜は夜通し番をしようと思ってました。ところが夕食を食べに帰宅して9時近くに蜂場に戻ったところ・・・な、なんと同じ巣が再びやられた後でした。

クマに襲われた巣箱

体当たりしたのか、数メートル先まで3段の巣箱が飛ばされていました。ハチミツがあった巣枠は食いちぎられ、中には今年巣盛りしたばかりのものもかなり破壊されました。
「2日連続はよくあること、黄昏や朝方が出やすいから」とアドバイスを受けていたのに、やられてしまいました。
途中、雨が降りミツバチたちも2日連続に怒り心頭だったようで、ミツバチアレルギーの私も刺され、めまいとも戦いながらの作業でした。一段落したのは日付が変わったころでした。いったん帰宅してしばらく休憩し朝3時ころ、親父と出直しました。早朝、クマは姿を見せませんでしたが、2日連続で襲われた巣はダメになりました。3段満杯でキャップの王台が順調に育っていた巣でした。

食いちぎられた巣枠

この日、あわてて電気柵を設置し、クマ捕獲用の檻もおいてもらいました。市役所でも小中学生等に被害がでたら大変と素早く対応していただけたようです。こんなに早く、こんな人里まで来るとは驚きでした。

電気柵を設置
クマ捕獲用の檻

気を取り戻して、移虫からやり直さなくてはいけませんが元気が出るまでちょっと時間がかかりそうです。
今夜はクマが来ていないだろうか・・・

続近況報告。(2014.7.29)

試練が続いています。
前回クマに襲われた報告をしましたが、檻でクマは捕獲されました。その後も近辺でクマの目撃情報があります。クマの被害は一段落していますが、いつまた襲われるかわからないため電柵の維持管理に気を抜けません。今回でクマの被害は3度目になりますが、慣れることはなくショックは変わりません。しかしこのままにしているわけにもかないので一から出直しです。

捕獲されたクマ


あらためて移虫をしなおしました。
しかし、できた王台はいずれも前回より小さなものでした。王台育成群には有蓋蜂児枠を入れたものの羽化のタイミングが合わなかったのでしょうか。一段と厳しくなった暑さも影響しているでしょうか。

できた王台は小さ目

キャップの王台は三段群の一番下段へ割り出しました。前回は隔王板で女王蜂を上段へ、王台を下段へと隔離しました。数日後、出房の跡はあったものの新女王の姿は確認できませんでした。女王蜂のホルモンが下段に届いて、新女王が殺されてしまったのでしょうか。三つの巣で同じことが起こりました。そこで今回は隔王板の上にビニールも入れてみました。これで旧女王の臭いは下段には届かないはずです。
ビニールで旧女王ホルモン対策


王台の大きさからあまり期待していませんでしたが、なんと羽化してから一週間後に産卵が始まっていました。こんなに早く産卵するとは驚きでした。期待を膨らませつつ、剪翅してマーキングもしました。もうしばらく産卵の様子を見守りたいと思います。

マーキングした新女王

そこに今度は農薬の被害を受けました。
巣門付近にはハチたちの死骸が広がり、いずれも口吻を出して死んでいます。被害の程度に差があったものの半分の巣がやられました。被害を受けた巣の一部では蜂児が腐った巣枠が見つかりました。自分でもその症状は米フソ病とは違うと思っていましたが、高橋さんからも「違う」という見解をもらいホッとしました。近くの養蜂家は「病気とは様子が違う。ハチが少なくなって一部の巣枠の育児放棄をしたのではないか」と言ってました。色々なことが起こりミツバチの奥深さに驚きを感じます。
巣門付近の死蜂
口吻を出した農薬被害蜂

来週の移虫は花粉と砂糖液を補給して二回移虫にする予定です。一番暑い時期になってしまいますがなんとか来年へいい系統を残したいと思っているところです。

奥原さんの愛蜂情報