分割しました (2003.6.24)
信州の採蜜の季節もあっという間に終わり、来年に向けての準備を始めました。梅雨に入ったはずが、今年は今のところ雨がほとんど降っていません。フリークの皆さんもそれぞれ来年に向けて準備を始められたということなので、私も後ればせながらようやく取り掛かりました。
6月8日に最後の採蜜をして、19日に分割しました。とりあえず、今回は巣を3つに分割しました。中には不良女王の巣もあり、ハチの数が少なかったのは2つに分けました。これによって新女王を誕生させるグループと旧女王のいるグループに分かれました。旧女王のいる巣は来春必要なだけ巣礎を盛らせてから新女王が生まれた巣に合同する予定です。
旧女王には大変気の毒ですが、そこまでで役目は終了です。ビートピアのQ&Aにもありましたが、旧女王の再就職口をなんとか見つけてあげたいものです。今までこれだけお世話になって、役目が終わったら・・・というのはとてもかわいそうです。
強群は3つに分割した
蜂数の少ない群は2つに分割
週末仕事で留守をしていたので今日4日ぶりに内検しました。すると既に1つの巣では王台が破られ未交尾の小さな女王が盛んに歩き回っていました。早く他の巣でも無事誕生できることを祈るばかりです。しかし、大半はまだ王台ができたばかりでまだまだ時間がかかりそうです。
分割と合同を繰り返して、来年の採蜜時には15+α を目指そうと思っています。昨年、女王の更新がうまくいかず働蜂産卵で大変だったので今年はそうならないように注意していこうと思います。

それから皆さんご存知かと思いますが、しばらく使っていなかった給餌箱を使う時はきれいにした後、使う前日くらいから中に水をためておくと板が膨張して隙間がふさがり水漏れしにくくなります。お試しください。
分割後4日目で早くも新女王が誕生した分割群

分割後の状況 (2003.8.7)
ご無沙汰してしまい申し訳ありません。7月の下旬から昨々日まで長崎へ出張で留守をしていました。その間、蜂の管理は親父に任せるしかなかったのですが、出張先でも毎日ミツバチたちのことばかり気になっていました。
さて、昨日は朝早起きして早速蜂場にでかけました。高橋さんの件もあったので無事かどうかとても心配でした。まず巣が全て揃っていて安心しました。新しい女王が順調に産卵している巣が大半でしたが、一部には昨年同様「新女王がいるのに働蜂産卵をしている巣」や「女王がいない巣」がありました。働蜂産卵と女王の産卵が同時進行している巣は昨年の経験から思い切って新女王を取り除き、順調な巣へ合同してしまいました。女王がいない巣の方は、まだ間に合うと思い、他の巣から王台のできている巣脾を入れました。
現在総数で23個ですが、まだ旧女王がいる巣が5つあります。この5つは新女王の巣に合同予定ですし、新しい女王の中にも不良女王がいたりしますので様子を見て合同を考えています。昨年も、新女王が不良と思われても処分するのはかわいそうでそのままにしていました。でも、そういう巣は冬越しできても春以降産卵が不調だったり、働蜂産卵したりで結局合同することになりました。そんな経験から今年は今のうちに合同をと考えています。ですから最終的には15くらいになるのではないかと思います。巣の数より蜂の数を大切に考え無理のない増群を目指したいと思っています。

巣脾枠修復はうまくいきませんでした (2003.9.9.)
信州は残暑のきびしい日もありますが、朝夕は秋の気配が感じられる季節となってきました。以前、雄蜂巣房を盛られてしまった巣の修復方法を教えていただいたまま報告が遅れていましたが、結果がでましたのでお知らせします。
8月初めに雄蜂巣房部分を切リ取り、別の巣脾から切り取った働蜂巣房を貼り付ける準備をしていた(写真@〜C)のですが、長雨で作業ができずに次々と延びてしまい、結局巣の中に入れられたのは8月下旬になってしまいました。入れてから2日後に見たときは、かなり修復が進み、穴もあけられていなかったので「もう少しで完成するな」と期待しておりました。しかし、それからしばらくたってから見たら写真Dのありさまでがっかりしました。
反省点としては、木枠での固定が不適切だった(巣脾に近すぎたこと、太すぎたこと)。修復する巣の選択が良くなかったか、給餌が不十分だったか。無駄巣を作るような巣を盛る力のある巣ではなかったということでしょうか。しかし、こういう方法を教えていただいたことにはとても感謝しております。次の機会にはもう少しうまくできるようになりたいものです。
雄蜂房を造られてしまった巣脾 雄蜂房の部分だけ切り取る
他の巣脾から切り取った働蜂房をはめ込む 接合した部分が動かないように表裏を木で固定する
今回は「固定の仕方が不適切」「巣の選択ミス」「給餌不十分」「巣を盛る力のある巣ではなかった」などが原因で失敗してしまった。

さて、私のミツバチの様子ですが… 現在、21巣になっております。1つは昨年の女王で、残りは全て今年生まれた新女王の巣です。昨年の女王の巣は今まで巣を盛らせていました。いずれ合同を考えています。
また、ある新女王がちょうど羽化した日からしばらく雨の日が続き、交尾がうまくできなかったためかなり小さいままです。交尾は天気が悪い中でも行われるのでしょうか?現在、不十分ながら産卵しておりますが、しばらく様子を見て不調が続くようなら合同しようと思います。この分だと来春は15くらいになるかと思っています。
ダニがなかなか減らなかったので農協から購入した「マブリック」を今までより少し濃い目にして(水1リットルに50gを溶かした)、それに薄い板を2日間浸け、2日間陰干したものを1週間巣に吊るしたところ、多くのダニを退治することができました。
この後は、稲刈りが始まる前に来春交換する巣箱に防腐剤を塗ろうと思っています。あとは貯蜜量を見ながら給餌して越冬できるだけの貯蜜を確保させることです。9月18日にフソ病の検査があります。無事、乗り越えられたらまた報告させていただきます。

奥原さんの愛蜂情報