今年初めての内検を実施しました。(2005.3.22)

間もなくスキーシーズンが終わり、いよいよ蜂のシーズンを迎えます。今朝も積雪があり、朝6時の気温はマイナス5℃でした。それでも日中は暖かくなり、気温が11℃まで上がりました。巣箱にセットした温度計も西洋種は33℃位、日本種は20℃位に上がり、ほとんど花は無いにも関わらずどこかから花粉を運び込む蜂もいます。この様子からすると育児を始めたのではないかと思い、今年初めての内検を行いました。

春分の翌朝。日中は10度を超え、まもなく雪も消える。
春分の翌朝の巣箱。巣箱の中では産卵が始まる。
●西洋種 3群
2群は女王蜂の確認ができましたが縞王の1群は確認できませんでした。3群とも産卵、育児が開始され、有蓋巣房が見られましたので、女王蜂は健在と考えられます。貯蜜もまだ充分にありましたが、奨励給餌に糖液を与えました。また、代用花粉も併せて与えました。蜂群は3群とも単箱一杯で、1枚巣碑を抜いて給餌箱を入れました。4月に3枚群でスタートするのと比較すると1歩リードしており、期待しています。
冬囲いを外した西洋種巣箱
●日本種 4群
巣内を覗いて見ました。4群とも蜂球が確認でき、巣箱の重さから判断すると貯蜜も足りているようです。巣碑の引き上げは行いませんでしたので、女王蜂の消息は判りません。巣をかじり落としており巣板に大きな穴が開いていました。昨年のように女王蜂に問題がおこらなければ良いのですが。奨励給餌を行いました
巣枠式巣箱の日本種 重箱式巣箱の日本種

無事、越冬できたようです。(2005.4.8)
●西洋種
こちらもようやく雪が消え、オオイヌノフグリ等の花が咲き始めました。越冬直後の育児期に餌切れで失敗する事が多いと聞き、心配しておりましたが、本日の内検では産卵育児ともに増えてきました。前回確認できなかった女王蜂も健在で、どうやら越冬に成功したようです。各群とも9枚満群状態ですが、春の蜂減りがどの程度になるのかここからは未経験エリアです。糖液と代用花粉を給餌しました。
●日本種
巣枠式の2群は内検を行いましたが、どちらも女王蜂の確認ができませんでした。マーキングもしてないので、確認は難しいのかもしれません。それでも産卵、育児は順調のようでした。重箱式の2群も花粉を盛んに運び込んでおり、順調と思われます。
若蜂たちが巣箱の位置を憶えるための定位飛行を開始
蜂針治療を試してみました
今年は、スキーのやりすぎのせいか、右手の中指が腱鞘炎になってしまい指を伸ばす時に引っかかる状態です。いわゆるバネ指と言う症状だそうです。1ヶ月以上整形外科での治療を受けましたが一向に良くなりませんでした。(電気治療とステロイド剤の注射)そこで、元気に活動を始めた蜂の針を使ってみました。インターネットで、中指の付根(症状のある腱鞘炎の位置)と親指の根元、肘にツボがあることが判り、早速自分で施術してみました。その手順は次の通りです。
  @蜂を網で捕まえる。(西洋種でやってみました)
  Aピンセットで蜂を掴み、もう1つのピンセットで毒針を抜く
   (蜂は間もなく死んでしまうのですが、そのまま外に逃がします)
  B毒針をツボに刺す
  C痛みを少し感じたところで抜く
   (一匹の蜂で5〜10箇所位刺せました)
やってみる前は、刺された時の痛みを覚悟していたのですが、それよりもはるかに弱い痛みです。やはり、攻撃するときと、人が刺す場合では針の入る深さと毒液の量が違うのだと思います。
蜂から抜き取った毒針 毒針をツボに刺す
5分程すると、針を刺したところが、少し膨らんで、回りが赤くなってきます。赤くなった所は熱を持ち、痒くなってきます。刺されたときはさらに大きく腫れてしまうのですが自分で刺すと、直径3cm位赤くなるだけで、30分程でほとんど跡形がなくなってしまいました。 
効果、刺して5分位経過すると、指の引っかかりが完全に消えました。何度整形外科で治療しても治らなかった症状が嘘のように消えました。びっくりする程の効果です。でも、2時間程すると、程度は軽いのですが、また症状が出てきました。この治療を繰り返すと直るかもしれません。数日の間隔でやってみようと思っています。
編集部からの
ご注意
蜂毒による身体への影響は個人差があります。体が弱っている方、病気治療中の方、アレルギー症状のある方などが、蜂針治療を行うと生命に危険が及ぶことがありますので絶対にやらないでください。

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