人工分蜂を試してみました。(2005.5.8)

●西洋種
花粉の入りが多すぎること意外は順調の様に思います。周囲には色々な花が咲き、
リンゴの花もたくさん咲き始めていますが、蜜はあまり入っていません。蜂も順調に増え夜になると巣門から蜂がはみ出してきているため、2段積みの群を3段にしました。巣碑も底をつき、巣礎枠を入れての対応です。

●日本種
内検の結果、1群だけ王台のてっぺんが薄皮になっているものがいくつかありました。
その他の群は王台はありますが、まだ蓋はかぶっていません。そこで、この王台を利用して2群同時に人工分蜂をしてみました。手順としては次の通りです。
@蜂群の準備(成熟王台が複数ある群×1、成熟王台の無い群×1)
A巣枠式の空の巣箱を二つ用意する。
(西洋種サイズと日本種サイズ各1箱を使いました)

B蜂式成熟王台を巣板毎切り取り、それぞれの巣枠に取り付ける。
C王台を取り付けた巣枠を空の巣箱に入れる。
D飼育群(成熟王台が複数ある群×1、成熟王台の無い群×1)と王台の入った
巣箱の位置を入れ替える。
以上の手順で試みました。その結果、入れ替え直後から蜂達は騒ぎはじめ、入れ替わった巣箱の回りに蜂達が乱舞しましたが、数時間で落ち着きを取り戻し、どの巣箱も蜂が出入りを始めました。数日後には新王が生まれて新群が誕生すると見込んでいます。

巣箱をひっくり返したところ 切り取る前の巣板
はげ頭王台 王台付き巣板を切り取った後の巣箱
切り取った王台付き巣板 西洋種用巣枠に付けた巣板

いよいよアカシアが咲き始めます。(2005.5.22)

松本市のアカシアが咲き始めました。大町市は1週間後位には咲きはじめると思います。アカシアに向けて準備を急ピッチで進めています。

●西洋種
先週隔王板を入れました。3段群の1段目に入れた群と2段目に入れた群
を実験的に作りましたが、2段目に入れた群の2段目には産卵が無く、効果は無いようです。何故かどの群も一番下の段にのみ産卵しているようです。アカシア開花前に、昨年から持たせていた貯蜜を絞りました。3群で約10リットルで重量にして18kg程絞りました。隔王板の下の貯蜜はそのまま残しています。これで、アカシア蜜に備えます。

●日本種
@前回レポートさせていただいた王台と戻り蜂で構成した2群は共に王台の出房が確認できました。その内1群は産卵も確認され、順調です。
Aところが昨年近くの神社で捕獲した分蜂群の1つは大きな群なのにも関わ
らず王台を作らないので、確認したところ、どうやら無王群になってしまったようです。産卵も幼虫も確認できません。巣房には雄蜂の有蓋巣房しか見えません。他の群から王台の移植をしましたが、果たして受け入れてくれるでしょうか。
B金稜辺が咲き始め、網を被せた直後に分蜂群がやってきました。父の話で
は金稜辺の花を巣門に当てるとあっという間に巣箱に収まったようです。残念ながら分蜂群の写真が撮れなかったので分蜂群が来る直前の写真をお送りします。被せてある網は種籾を入れる網です。
C巣枠式で飼育している群も王台をいくつか作ったので、2群を戻り蜂で構成
しました。我が家のニホンミツバチは現在新王を養成中も含めて9群になりました。家系図をつくらないと王台はどの群から来たのか、どの群の戻り蜂をつかったか判るようにしてみました。EXCELファイルを参照ください。赤い矢印は王台の流れを、青い矢印は蜂の流れを表しています。

金稜辺に付くニホンミツバチ

採蜜をしました。(2005.6.12)
西洋種
● 6月4日
屋上の3群の内2群の採蜜をしました。継箱3段の内2段目だけを採蜜しましたが、収量は40g程でした。採蜜した蜂蜜は純粋なアカシアよりは少し褐色を帯びており、味はタマネギを思わせる臭いがします。我が家では不評でとても残念です。会社の知り合いにタマネギような臭いがするというコメント付きで差し上げましたが、ほとんどの人は判らないか、言われなければ気が付かないと言ってくれました。ネギや、にんにく類の花蜜が混入したのでしょうか。糖度は80.2度でした。
●6月11日
早朝4時に起きて採蜜を行いました。今度の蜜はアカシアの特徴である透明に近いクリアな色で、タマネギ臭はありませんでした。収量は2群で50kg程です。さすがに大量の蜂蜜で、消費し切れません。アマチュアとは言え、どこかで買ってもらえないか探そうかと思っています。糖度は80度でした。
左はタマネギ臭がする6月4日採蜜のハチミツ。
右は透明感がある6月11日採蜜のアカシア蜜。
日本種
● 6月4日
現在までに、増減があり、結局現在12群です。昨年からの巣枠飼育群を遠心分離機で採蜜してみました。収量は3kg程ですが、濁りのない非常に上品な美味しい蜂蜜でした。色は赤色に近く、タマネギ臭はまったくありません。同じ場所に置いてもまったく違った性質の蜜でした。糖度は79.5度でした。
●6月11日
内検の結果、12群中産卵が正常に行われている群は8群と思われます。その他、無王群確定(働蜂産卵)が1群、その他3群は無王群らしく、勢力がありません。ニホンミツバチはなにかと難しいです。新たに、王台が出来ていた群を戻り蜂で分割してみました。
上品な味のニホンミツバチの蜂蜜。

高橋さんの愛蜂情報