近況報告。(2005.9.11)
●近況報告(西洋種)
越冬後の計画では3群だけと思っていたのですが最終的に5群となってしまいました。その内2群は新王、2群は旧王、1群は新王で産卵も順調だったのですが無王群になってしまった群です。無王群で王椀を使って新王養成中です。越冬に間に合うか心配でしたが旧王を王籠に隔離して王台を1つづつ入れました。来週頃出房の見込みです。腐蛆病の検査が9月1日にありました。検査は合格しました。
●近況報告(日本種)
無王群の蜂が減ってきたので、採蜜を行いました。貯蜜はほとんど無く、その上スムシも広がりつつありました。スムシの居ない古い巣房だけを絞ったのですが採蜜した蜜は2kg程でした。酸味がやや強く、ビンで保管していますが、発酵を始めてしまいました。この蜜は使えないのでしょうか。巣は溶かして蜜蝋を採りました。約500gの蜜蝋が取れ、来年の待ち箱分は確保できました。
採蜜した無王群 巣を溶かしてつくった蜜蝋

日本種巣箱で飼育中の群の内、2群が巣箱一杯になってしまったので、西洋種巣箱への移動をしました。移動手順は次の通りです。
@西洋種巣箱を用意する。(今回は組み立て式の7枚箱を用意)
A継箱を用意する。
B西洋種の巣枠の上桟と同じ長さの板を用意する。
C飼育群の蓋を開ける。
D用意した西洋種サイズの板を飼育群の巣枠に針金で縛りつける。
 
蜂を騒がせない様に巣枠を上げずにそのまま縛る。

E古い巣箱を蜂群の居るまま横に移動する。
F新しい巣箱を古い巣箱のあった所に置く。
G巣枠を素早く移動して蓋を閉める。
H巣門には逃去防止用のスリットを付けておく。
この方法で2群を西洋種サイズに移動しました。

入れ替え用の巣箱を用意する
蓋を開けた日本種巣箱 巣枠に上桟をしばり付ける
西洋巣箱への入れ替え前 西洋巣箱への移動完了

日本種の飼育について、メールもたくさんきます。また、飼育方法を教えて欲しいという人がアポなしで何人も自宅まで尋ねてきます。そしてついに弟子入り志願者まで現れました。県外の方ですが、毎週通ってくるので色々教えて欲しいとの事でした。朝早く作業をすると言うと、夜明けまでには到着すると言われましたが、丁重にお断りいたしました。まだまだ弟子を取るような身分ではありません。今年も車山のニホンミツバチ飼育講座に出席する予定です。みなさんも私のような素人ではなく、この講座に参加すれば良いのにと思います。また変化がありましたら報告させていただきます。


近況報告。(2005.10.1)
●西洋種
屋上の西洋種には毎日たくさんのスズメバチが飛来するようになりました。昨年はほとんど来なかったオオスズメバチも毎日トラップに30〜50匹も捕らえられる状態です。
スズメバチトラップ トラップにかかったオオスズメバチ
雄蜂が追い出され始めました。夜になると、巣から追い出された雄蜂が巣門の前でもがいています。
また、ニホンミツバチが西洋種への盗蜂を試みており、西洋種の巣箱のまわりには数百匹のニホンミツバチが飛び交っています。少数ですが巣門からのアタックをした蜂が返り討ちになっています。女王の更新は何とか間に合ったようです。どの群も正常産卵を確認しました。越冬働蜂をたくさん生んでくれると思います。
巣箱を開けると、味噌汁のような臭いがします。原因は蕎麦の蜜が入っているための様です。産卵圏が狭くなってきたので、少し採蜜してみました。掃除採蜜をしていないので蕎麦100%にはなりませんが、黒い蜜が取れました。約11s程になります
日本種
スズメバチの被害は捕殺器なしにも関わらず影響の無い範囲の様です。巣の前には熱殺されたと思われるスズメバチの死骸がいくつか転がっています。また、日中は西洋種の盗蜂狙いが多いのですが、何とか食い止めています。
日本種は越冬4群でスタートした今シーズンでしたが、人口分封、自然分封、待ち箱捕獲により17群まで増群しましたが、6群が嫁入り先に嫁いで行きました。2群が消滅し、現在は9群です。一番小さな群は産卵が止まってしまい消滅も時間の問題かも知れません。1ヶ月後には採蜜できる群の採蜜を行い、越冬の準備をしようと思っています。さらに種蜂を譲って欲しいという方が多いのですが、自分の目標10群を割っているため、今年の分譲は終了させていただいております。来年の分封シーズンにはたくさんの種蜂が提供できるようにがんばろうと思います。その為にも越冬を成功させなければなりません。

高橋さんの愛蜂情報