近況報告 (2003.9.24)
1、屋上での巣箱温度測定
蜂の盗難から、屋上での飼育についての温度対策のデータがまとまりました。非常に過酷な条件だと思いますが、来年は屋上でチャレンジしようと思います。

2、日本蜂用蜂具入手
先日、安曇村の沢渡にて佐藤一二三氏の遺産を分けていただいて来ました。日本蜂の蜂具ですが、ほとんどが朽ちている状況ですが、中でも程度の良いものを選んで持ち帰りました。

3、日本蜂ゲット
近くの蜂場の空き巣に営巣していた日本蜂を快く譲っていただきました。思ったとおりに箱を移す事ができず、逃去は時間の問題かもしれません。

日本ミツバチをゲット (2003.9.24)
先日の「日本蜂飼育講座」の際は大変お世話になりました。日本ミツバチの魅力にすっかりはまり込んでしまいました。
近くの養蜂家さんの蜂場に空箱が積んであり、覗いてみると、日本ミツバチが営巣していました。熊避けの電気柵の外に無造作に4段くらい積んであった空箱の一番上に日本ミツバチが入っていました。この養蜂家さんは、地区の養蜂組合の支部長をされている方でした。駄目もとで、いちかばちか電話をかけてみました。西洋ミツバチを飼育していて、盗まれてしまったこと、日本ミツバチを飼ってみたいという希望があること等を話してみると、大変快く譲ってくださいました。この方は養蜂歴50年の超ベテランで、自宅にまでお邪魔し、最近の状況を聞かせていただきました。お礼にお酒を一升お届けしたのですが、私と同様まったく飲めないとの事でした。見ず知らずの私に快く譲っていただき本当に感謝しています。

さっそく、現地で、養蜂家のご主人立会いのもと、日本ミツバチの確認をさせていただき、好きにして良いとのお許しをいただきました。私も、日本ミツバチについては藤原さんの飼育講習会でしか触れておらず、非常に不安な中、たった一人で巣箱の移し替え作業を行いました。 講習会の時とは巣の大きさが段違いで、蜂も十倍位居たと思います。用意した巣箱にはすべて収める事ができず、その上、きれいに巣をはずすことができなかったため、採蜜にまわすことにしました。残念ながら、写真等を撮る余裕もまったくなく、DVCで撮った巣を開けたところまでの写真のみです。作業も不慣れなため、おとなしい日本ミツバチに4箇所も刺されてしまいました。
当然、講習で使用した巣箱は入手できていないため、沢渡の佐藤一二三氏の遺産を活用し自分なりにアレンジしました。巣を挟む上桟は日本ミツバチ用の短い物を真っ二つに割り、そこに挟みました。挟んだ上桟を入れる溝が無いため、桟は針金で縛りました。夜になって、巣箱を回収に行ったのですが、蜂の半分位が巣箱の外で蜂球を形成していました。塵取りですくって、別の箱に入れて持ち帰り、巣箱の下の箱(重箱)に入れました。蜂蜜でべたべたにすると、逃去の原因になるとの事でしたが、そんな余裕はまったくなく、全体がべたべた状態になってしまいました。但し、運良く女王蜂は見つけることができ、藤原さんのまねをして、王籠に入れました。
自分の感触としては、逃去は時間の問題のような気がしますが、もう少しがんばりたいと思います。
西洋蜂の空巣箱に営巣する日本蜂
(手前の一番上の白っぽい箱)
巣門付近
営巣中の巣箱の蓋を外したところ。1/3は巣箱側にくっついて取れてしまった。
日本蜂用の巣枠の上桟を二つに割り、針金で縛って巣箱に入れた。 よう見真似で移動完了
自宅に持ち帰り、場所を決めた巣箱。外からは目立たない実家の家の庭に置かせてもらった。
重箱式であるが、最上段は巣枠を入れた状態になっている。
巣門はこの写真の裏側

面白い写真が撮れました (2003.9.29)
日本ミツバチは今のところ順調です。藤原氏によると、3日目と7日目に逃去の可能性が高いとの事でしたが、3日目はなんとかクリアしました。次の7日目は9月30日にあたります。何とか定着して欲しいところです。
さて、「日本ミツバチ飼育講座」でも給餌をしておりましたが、私もまったく同様の方法で給餌をしてみました。1日目は翌日に見ると200ccが空っぽに、二日目は10分後に覗いて見ると空っぽ、3日目は5分後に覗いてみたところ、添付写真のような状況でした。既に250ccの餌は空っぽで、上の巣から給餌用の鉢までの20cm位の距離を蜂たちがひも状につながって通路を形成していました。蜂群の群としての働きにびっくりしました。西洋ミツバチも同様の作業を行うのでしょうか。もっと綺麗に撮影できたらまた送ります。

いよいよ寒くなってきました (2003.10.27)
信州も厳しい寒さがやってきます。11月には例年初雪が降ります。10月も後半になりそろそろだいぶ寒くなってきました。
10月25日 朝6:00の気温は2℃でしたが、午前10時頃になると日が当たり始め気温が10℃程度まで上がってきました。蜂を見に行くと、寒さに負けず多くの蜂たちが外勤で働いていました。上着を着ていても寒いほどの気温ですが、蜂たちは何かを探しに出かけていきます。あたりには間もなく終わりとなるコスモス程度しか見当たりませんが、大きな花粉団子を付けてたくさんの蜂が帰ってきます。まだ蜂児がいるのでしょうか。
横に渡してある棒は逃去防止と盗蜜防止を兼ねたスリット(間隔3.7mm)。働き蜂も出入りするのに少し狭そう。 右端の蜂は花粉団子を付けている。コスモスの花粉か?

日本アルプスの山々には既に雪が降り、朝夕の寒さも厳しくなってきました。一日の最低気温は、0℃〜5℃位の気候となり、晴れた日の日中以外は蜂たちも活動しなくなりました。そこで、冬囲いのために、稲藁でこもを作り(見よう見まねで初めてつくってみた)巣箱の周りに巻きつけて荒縄でしばりました。
マイナス20℃以下になる信州北部の寒さにこの程度の防寒対策で大丈夫なのでしょうか。近所では日本蜂を飼育した経験者もいないため、教えを請うこともできません。ただ、白馬方面でも普通の西洋ミツバチ用巣箱のままで、越冬に成功したニホンミツバチの群もあったようで、あまり手を加えない方がよいのでしょうか。
稲藁でこもを作る 出来上がった藁こも。「こも」は方言でしょうか。
巣箱にこもを巻きつけて荒縄で縛って越冬準備完了。
後は巣箱内の温度をモニターできる電子温度計を入れるつもりです。 
現在設置している場所は屋根雪が落ちてきて巣箱をつぶす危険性があるので、蜂の巣外活動が完全に停止したら軒下に移動しようと考えています。

高橋さんの愛蜂情報