近況報告。(2006.5.28)

<概況>
日差しもかなり強くなり、日中は暑い日も多くなりました。近くのアカシアはつぼみを下げ始め、1〜2週間で満開を迎えると思います。今年は、巣箱のまわりをツバメが飛び交い蜂を盛んに捕獲しています。なんとか追い払う方法はないか思慮中です。スズメバチ類も活動を開始した様です。クロスズメバチの女王蜂が朝の寒さに羽をたたんで木の葉の上にじっとして居ました。

クロスズメバチの女王蜂

<西洋種>
どうしても増勢が上手く行きません。3段にできたのは1群のみです。今年の採蜜は期待できそうもありません。その他は2段が1群、残りの3群は単箱のままです。そこで、思い切って女王蜂を購入してみました。今年の採蜜には間に合わなくても来年につながると思います。到着した女王はなんと封筒に入れて送られてきました。女王蜂は10匹程の働蜂とともに籠に入れられて来ました。王籠に移し、最も増勢のはかどらない(7枚群)に導入しました。そこにいた女王(黒色)は別の王籠に入れ、2番目に増勢しない軍に預けました。3日後に誘入し、5日後には産卵を確認しました。産卵力はさすがに旺盛で、空いている巣房全てに生んでいます。今の働蜂の数で養えるか心配な程です。黒い女王を殺すのがかわいそうで、預けた群に隔王板を入れ、上段に女王を解放してみました。2日後に隔王板の上下で別々の女王蜂が健在で産卵しているのを確認できました。黒い蜂でも2匹で生めば増勢できるかも知れません。

封筒に入って送られてきた女王蜂

<日本種>
分封シーズン真っ只中です。元群が8群ですが、人工分封、自然分封で増群中です。最終的に何群になるか判りませんが、色々なトラブルも出ています。
(1)人工分封から分封
人工分封群は王台を付けた空箱を戻り蜂に育成させる方法ですが、そこには女王は居ないはずなのに分封群が出ました。逃去ならば全蜂が出るはずですが、半分の蜂が出て、蜂球を作りました。捕獲しましたが、3日後に逃去しました。

(2)金稜辺の使用方法
金稜辺を近くに複数置いておきましたが、分封群が2つに分かれて集結しました。同一の箱に回収するのに苦労しました。金稜辺にかく乱されて女王蜂が箱に居てもかなりの蜂が女王蜂の居なかった方の金稜辺に残ってしまいました。後に複数群の同一箇所への集結もあり、金稜辺の使い方も難しいです。
複数分封群の集結
(3)複数の同時分封?
金稜辺と近くの巣箱に二つに分かれて蜂球を作っているケースがありました。1群なのか、2群なのか判断できず、2つの箱に回収しました。現在はどちらも蜂が通っています。2群だったのでしょうか。
(4)同時分封
2群以上が同時に分封したと思われるケースがありました。ものすごい唸り音に気がついて外に出てみると、写真の通りの空でした。水をやるために集めておいた金稜辺その群が集結し、所々で、一騎打ちを始めていたので、複数群だと判りました。でも、それぞれの群に分割する術が無く、しかたなく巣箱に箱に回収していると、蜂球から 女王蜂が転がり出て来ました。別の女王蜂が巣箱に入ったのも確認できましたが、蜂の量は待ち箱一杯になってしまいました。この群は翌日逃去しました。

近況報告。(2006.6.18)
<概況>
アカシアの花が終わり、栗の花が間もなく咲きそうな状態になってきました。今年は、アカシアの時期に毎晩肌寒い気温となり、流蜜にも影響しているのかも知れません。私の自宅での飼育群数は西洋種、日本種を合わせると21群になりました。田んぼの中の1軒屋なので、蜜源が足りるのかも心配です。
<西洋種>
アカシアの開花と同時に掃除蜜を絞りました。その後、約10間経ちましたが、蜜の入りが悪いです。日本種の増群で、蜜源が不足しているのかも知れません。昨年は3日程で蜜蓋がかかったのですが、今年は蜜蓋されるものがありません。あと1週間置くと、栗の花が咲くため、やむを得ず絞ることにしました。結果は2群絞って約50kg程でした。糖度は80%なので一安心です。ところが、やはりアカシアの流蜜が細かった様で、他の蜜も混ざった様です。アカシア本来の色よりもかなり濃い色で赤味がかっています。味と香りは問題ありませんでした。
女王更新をするために人工王台に今年購入した女王の子供を移虫した王台を作り、状況の悪い群に入れました。現女王に王台を壊されると困るので、女王は王籠に隔離しました。今年採蜜できた2群はそのまま女王を残し、来年比較してみようと思います。
今年のアカシア採蜜結果。絞る度に色が違う。
昨年のアカシア蜜との色の比較(左昨年、右今年)。
<日本種>
分封シーズンのピークが過ぎ、自宅の蜂群には王台がまったくなくなりました。今年、仕掛けた待ち箱は全滅状態で、1つも入っていません。自宅での分封捕獲と、人工分封で増群し、現在は17群になっています。新王の産卵確認できていない群もありますので、もう少し減ると思います。

高橋さんの愛蜂情報