久々の近況報告。(2006.9.3)

ここの所、仕事と地区の役員の仕事が忙しくなってしまいレポートをお送りできませんでした。久しぶりに近況を報告させていただきます。
<概況>
西洋種、日本種ともに今年は蜜の入りが悪く、貯蜜がはかどりません。とくに、夏の大雨と猛暑による流蜜不足が響いているようです。それでも近くに咲き始めた蕎麦の蜜が入り始めたらしく、西洋種、日本種ともに巣の近くに行くと独特な香り(個人的には味噌の香りに似ていると思う)がします。西洋種4群、日本種16群が田んぼの中の一軒屋では、蜜源が不足しているのかも知れません。

<西洋種>
購入した女王から女王蜂の養成は成功し、美しい女王蜂が順調に産卵をしていました。ところが、昨日の夜、巣箱の点検に行くと、巣門の前に多くの死蜂と共に女王蜂の死体が運び出されていました。今日になって内検をした結果、他に王台も無く、産卵も問題ない状態でした。何らかの事故か、毒物で死んでしまった物と考えられます。死体はどれも舌を出して死んでいます。間に合うかどうか微妙な時期ですが、購入した女王の群から有蓋王台の出来ていた巣枠を入れました。1蛹期間は7.5日なので、1週間程度で新王が生まれるはずです。その他の群は貯蜜こそ少ないのですが、産卵、育児は順調です。
順調に産卵する新女王
運び出された女王蜂の死骸
舌を出した死蜂 巣門前の死蜂
<日本種>
人工分蜂、金稜辺捕獲で増群した結果、産卵確認ができた群数はピーク時には25群になりました。ところが、日本種の難しさはここからでした。女王が居なくなり、働蜂産卵を始めてしまった群、産卵も育児も正常なのに何故か伸びないまま消滅してしまう群。西洋種に盗蜂される群、日本種に盗蜂される群により、8群が消滅しました。1群は他の人に譲り、現在16群となっています。ニホンミツバチ講習会に種蜂を持っていくつもりですが、今年は伸びが悪く2〜3枚程度の群が多いです。
近くでスガレを取ってきましたので写真を送ります。スガレはこちらの方言で、クロスズメバチのことです。
スガレ(クロスズメバチ)の巣 スガレの幼虫

近況報告(2006.9.22)
赤い蕎麦の花
周囲は一気に秋めいてきました。朝の気温は12〜13℃程まで下がります。日中は25〜26℃程度まで上がるようです。蜂達は夏の蜜不足でどの群も貯蜜が少ない状況です。今月中に越冬用の貯蜜を持たせなければなりません。夏の暑さ対策もそろそろ不要となります。今週中に日よけの撤去をしようと思います。
日本種の暑さ対策
<西洋種>
9月8日に腐蛆病の検査がありました。私の蜂は問題なく合格できましたが、近くで疑わしい群が1群発見されました。
女王が死んでしまった郡は新王が生まれ産卵を開始しました。産卵数はまだほとんどありません。この女王蜂は小型で、1群を担うだけの能力があるか心配です。さらに新王を養成するには時期が遅すぎると思います。だめなら他の群の合同するしかないかも知れません。その他の3群は蕎麦蜜が入って来ており、巣に近づくと独特の芳香がします。
<日本種>
西洋種同様貯蜜が少ない状況です。里子に出した群もあり、現在13群となっています。希望の方があればさらに分譲できる群も残っています。
<その他>
車山の銀のさじで行われた養蜂講座に行ってきました。1群で100kgの採蜜を実現する方法についての講座は大変興味深いものになりました。翌日のニホンミツバチの講座は例年どおり巣枠式への移動の実技がありました。今年は昨年待ち箱から重箱式に移動した郡を巣枠式に移動しました。1年間で重箱2段が一杯になり、上段は貯蜜で一杯でした。収穫した巣蜜の重量は8kg以上あった様です。1年での貯蜜量としてはかなり優秀な群だと思います
9月18日〜19日、車山高原「ぎんのさじ」で開催されたニホンミツバチ飼育講座
1年間で重箱2段が一杯になり、上段は貯蜜で一杯になる。

近況報告(2006.10.3)
信州の短い秋も足早に駆け抜けようとしております。朝夕は肌寒く半袖で過ごすことはできなくなってきました。蜂達も急ピッチで冬支度を進めているようですが、今年は貯蜜が不足しており冬越しが非常に不安です。
<<西洋種>>
女王の居なくなった群の新王もようやく産卵を開始し、越冬蜂に間に合うか微妙な状態です。合同も考えたのですが、もうしばらく様子を見て、冬囲いまで判断を延ばすことにしました。どの群も貯蜜が少なく、3〜5枚程度の貯蜜枠しかありません。日本種へ回すことも出来ないため、日本種の採蜜もできなくなってしまいそうです。今年はオオスズメバチが来ない代わりにキイロスズメバチがたくさん来ますバトミントンのラケットで撃退するのですが、すばしっこくて中々退治できないです。
捕殺器で捕獲したキイロスズメバチ 粘着シートで捕殺したオオスズメバチ
<<日本種>>
空いている待ち箱、重箱、実験用の小箱を整理しました。露天に積み上げストレッチフィルムで冬囲いをしました。倉庫がたりないのでこの方法で保管します。
冬を前に待ち箱・重箱・実験箱を整理 ストレッチフィルムを巻きつけ冬囲い
どの群も給餌の割りに貯蜜が無いため、よく確認すると西洋種の盗蜂を受けていました。前回のように激しい盗蜂ではなく、数匹が出入りする程度のおとなしい状態です。注意して見ていると、ほとんどの日本種の群に西洋種が出入りしていました。急遽、3.7mmのスリットを全群に取り付けました。盗蜂で貯蜜が出来なかったとすると、完全に管理ミスです。ショック!上手く止まってくれると良いのですが。
また、給餌の時に王台のある群があることに気がつきました。どの王台も横穴が空けられているようです。自然交代があったのかも知れません。もしかすると無王になったのかも知れません。そのまま様子を見ようと思います。
季節外れの王台

高橋さんの愛蜂情報