近況報告。(2006.10.22)
<<概況>>
大町の秋は足早に過ぎ去ろうとしており、朝の最低気温は7〜10℃位の日が多くなってきました。蜂達も日中こそ元気に活動しているものの朝の出入りはほとんどありません。辺りにある花はコスモス位しか見当たりません。
<<西洋種>>
9月から大量に給餌しているにも関わらず、貯蜜が思うように貯まりません。まだ産卵もたくさんあり、有蓋蜂児も巣枠4枚程になっています。屋上は日差しが暖かく、越冬体制に入るのが遅いのかもしれません。今年は、4群で越冬の予定です。4群ともほぼ同等の群勢で、2段満群という状態です。やはり上の段の貯蜜を下に移動する作業はまだしてくれません。
<<日本種>>
西洋種同様に半分程の群の貯蜜が少ないです。王台の出来ていた群はその後落ち着いていますが産卵は確認できていません。この群だけは新王が交尾に出られる様に盗蜂防止のスリットを付けていなかったので、付けました。
本日、長野県の中川村でにほんみつばち祭りに参加してきました。信州にほんみつばちの会が主催するイベントで、採蜜方法の実演講習と、ヒーターによる越冬補助についての講習がありました。会場は広く、参加者は300人以上と大掛かりなイベントでした。
会場入り口 信州にほんみつばちの会・富永会長
ニホンミツバチ愛好家300人以上が参加した大イベント
採蜜方法の実演講習
色々な巣箱の展示は、女王が逃げないためのスリット(商品名ハチマイッター)等の販売もしていました。
ヒーターについては、偶然私も昨年の冬に西洋種で実験していた水道の凍結防止帯を使うものでした。昨年の単箱越冬写真に電源コードが出ている写真があります。凍結防止帯は4℃以下になると電源が入り、10℃に達すると電源が切れるしくみになっています。説明の中で、一点だけ私の結論と違っている点がありました。富永先生は4m以上大容量の凍結防止帯でないと、駄目だと説明されていた点です。私は、蜜蜂は本来、自力で必要な熱量を発生するはずです。ヒーターが発生した熱量の分だけ蜂の負担が減るはずですから、容量が小さくても効果はあると思っています。富永先生はヒーターで巣箱内の温度が上がるまでの時間の間に死んでしまう蜂が多くなるという理論の様です。今回のイベントは私にとって大変勉強になりました。信州にほんみつばちの会への入会も検討しようと思っています。
昨シーズン、水道凍結防止帯を取り付けた西洋種越冬箱

近況報告。(2006.11.6)

<<概況>>
周囲の花はセイタカアワダチソウが少しと、タンポポ、コスモス
そして蜂のあつまらない菊くらいしか見当たらなくなりました。気温は毎朝5℃前後です。日中は20℃位まで上がり、蜂達は活発に活動しています。日本種には西洋種が、西洋種には日本種が群がりいずれも盗蜂を狙っているような状況です。

日中は20度を超え、活発に活動する西洋種。

<<西洋種>>
村上先生の1群で100kg採蜜を実現したいのですが、思う様
に持って行けません。どの群も内検をすると3〜5枚の蜂児があり、有蓋巣房から出房した所にはムラ無く産卵がされています。今年は例年よりも暖かいせいか育児が遅くまで行われているようです。冬囲いもいつ頃するべきか頭を悩ませています。貯蜜も連日の給餌で何とか持たせているのですが、育児による消費でやはり充分とは言えない状況ですが、11月に入り、これ以上の給餌は不適当という判断をしました。また、継箱の貯蜜を下に下げる作業を行わないため、貯蜜のある枠を継箱の上に横にして乗せてみました。巣穴がたてになるので、通常の巣とは違うと判断して貯蜜を吸い出すと考えたのですが、まったく手を付けてくれませんでした。育児を止めて貯蜜を下の段に移動してくれるのか、それとも、寒くなって移動が間に合わなくなるのか非常に心配しています。

例年に比べ暖かいせいか未だに育児が行われている。
燻煙器の燃料を模索しているのですが、一番良いのは何でしょうか。近所のイベントでペレットストーブの燃料(間伐材のペレット)を購入してきました。10kg入りで420円と安く、ススや、ヤニも出にくいようになっているとのことで、燻煙器に使えると考えたのですが、実験の結果あまり良い結果にはなりませんでした。単独で使用すると、燻煙器をあおった時にすぐに炎が上がってしまい蜂を殺してしまいそうです。あおるのを止めると火持ちも悪く、すぐに消えてしまいます。結局単独で使うことはできませんでした。籾殻と混ぜて使うと良さそうですが、籾殻だけの方が安く、メリットはありません。
燻煙器の燃料用に購入したストーブ燃料。

<<日本種>>
例年西洋種よりは遅くまで育児をしているのですが、こちらは
少ない産卵はあるものの、育児も間もなく終了の兆しを見せています。どの群もある程度重みを感じる程度の貯蜜を確保していて、何とか越冬体制に持っていけそうです。


高橋さんの愛蜂情報