近況報告。(2008.4.22)

<<概況>>
春の遅い大町市でも桜の花が咲き始めました。そろそろ満開を迎える所です。蜂達も活発に活動し、多くの働蜂がオレンジ色の花粉を運んできます。

近くの小学校の桜

<<西洋種>>
昨年よりも立ち上がりが遅いように感じられます。春先の死蜂が昨年よりも多く、巣の回りに死蜂がたくさん散らばっていました。今年の冬は寒い日が多く、蜂にダメージがあったのかも知れませんそれでも、単箱では蜂が溢れてきたので、4/19に継箱を上げました。朝夕は寒いので継箱を上げても冬囲いはそのままにしてあります。桜の花が咲くころに油断をしていると無駄巣を作ってしまうので、こまめにチェックをしようと思います。

巣門を出入りする働き蜂。
継箱を乗せたものの冬囲いそのまま。
<<日本種>>
日本種も盛んに活動をしています。新しい巣も作り、子育ても盛んな様子です。それでも王台はまだ1つもない状況でした。日本種は死蜂がほとん無く、今年の冬の寒さの影響も無かったように思えます。

近況報告。(2008.5.31)
満開のトチの大木

<<概況>>
大町市もいよいよ採蜜シーズンを迎えようとしております。周囲はアカシアが開花しはじめました。今年はアカシアと栃が同時開花しています。近くで見つけた栃の大木からと思われる帰巣蜂がたくさん居て真っ赤な花粉を付けて戻る蜂が多いです。ここの所、天気があまり思わしくなく、蜜の入りは多くありません。

トチの花 アカシアの花

<<西洋種>>
各群とも継箱を上げたのですが、今年は蜂の伸びが悪く、100kg採蜜の目標であるアカシアまでに3段、4段という状態には程遠いです。また、2段全体が育児枠か、花粉枠といった状態で、採蜜の準備が遅れています。それでも、先週末には蜂児の有るまま掃除蜜を絞りアカシアの流蜜の準備をしました。万全の準備という状態にはできていないので、採蜜量がどうなるか心配しています。

サクランボの花と西洋ミツバチ

<<日本種>>
こちらも、丸太飼育の群だけが王台を作り、その他の群は王台をまったく作りませんでした。丸太群の王台と、その他の群の戻り蜂を使って人工分割しました。その後、丸太群からは留守中に大きな分封群が出て、父が巣箱に取り込んだのですが、夜までに逃去してしまいました。逃去後の巣箱には女王蜂が二匹残っていました。(逃去防止用のスリットを装着していたため女王だけ出られなかった)今年はツバメが多いせいか分割後に出房確認はできたもののその後産卵を開始する前に女王消失となる群が多かったです。待ち箱の成績も悪く、現在までに1群だけという成績です。何をやってもうまく行かず、日本種の難しさを痛感しています。

トチの花粉をつけたニホンミツバチ

6/21・22に初心者向けニホンミツバチ講習会の講師をさせていただくことになりました。未熟ものですが、皆さんと一緒に勉強させていただければと思っております。


近況報告。(2008.7.23)
<<概況>>
信州も短い夏が到来し、連日30℃を越える暑さと、蜜源切れの時期で蜂達も苦しんでいるようです。先週アメリカ出張に行っている間に、蜂達も盗蜂をはじめ、ニホンミツバチのほとんどが西洋種に駆逐されてしまいました。
西洋種の盗蜂に遭うニホンミツバチの巣
<<西洋種>>
女王が突然居なくなり、編成王台を多数作ったり、隔王板で女王を分
離して新王を養成中に新王が居なくなったりで、女王の更新が今年はなかなか上手くいきません。旧王を別の巣箱に3枚群で分割しても、その群の勢力では高温に耐えられず、蜂がどんどん減ってしまう状況です。
<<日本種>>
日本種は分封群捕獲を含めて全部で10群でしたが、アメリカ出張中に西洋種からの盗蜂を受け、3群だけが残りました。西洋種の盗蜂は執着が強く、1群を食べ尽くすと近くの巣箱を探し回ります。残りの3群が見つかるのも時間の問題かも知れません。盗蜂をしている西洋種は5郡中の4群で、こちらを移動するにも置く場所は確保していません。何とか、スリットを使って止めようと思いますが、果たしてどうなるでしょうか。西洋種と日本種を同じ場所で飼育する私にとっての最大の課題はやはり、「盗蜂」です。
西洋種による盗蜂

高橋さんの愛蜂情報