近況報告。(2017.5.5)

2016年は本業が大変忙しく、養蜂ライフは思うように展開できませんでした。2017年度が始まりようやく本業にも目処がついて再び養蜂にパワーが注げそうです。1年以上滞っていたレポートもまた再開したいと思います。動きが有った時にレポートさせていただきますが、取り急ぎ現状の報告です。 

<概況>

今年は全国各地の例にもれず、例年よりも春の訪れが遅くなっています。また411日積雪があり、アカシアの咲かなかった年の2013年(4/12)、2016年(4/11)と同様のタイミングで心配ですが、アカシアの芽吹きが遅れていたことで問題無く咲いてくれることを期待しています。朝夕の冷え込みもだいぶ和らぎ、寒い日は5位(霜も下ります)、温かい日は15位になっています。私の近所のサクラは4/17開花、(昨年は4/10)で1週間程の遅れでした。アカシアはまだ芽吹いていません。昨年は4/293cm程度でしたのでこちらも1週間程度の遅れとなる見込みです。

さくらんぼと菜の花

<西洋種>

西洋種の産卵開始は例年群による差による差が3日程度ですが、今年は2/243/1までバラツキました。蜂たちも季節の把握に迷ってしまったようです。桜の時期には例年ほとんどの群は継箱上げるのですが、今年は桜のほぼ終わりにあたる4/29となりました。花よりも蜂の立ち上がりの方が更に1週間程度遅れている状態です。また、周囲の水田に水が入り始めるこの時期、口吻を伸ばして巣箱の周囲でもがきながら大量の蜂が死にます。薬害だとは思うのですが、水田農家に訪ねてもこの時期には農薬は使っていないという回答で現認の特定はできていません。

プロの養蜂家に訪ねたところ、何割かの群は越冬に失敗している様です。また多くのアマチュア養蜂家の方から越冬に失敗したという情報を貰っています。

<日本種>

西洋種が遅れていることから日本種も遅れているという判断をしておりましたが、状況は違いました。西洋種同様に遅れていると思っていたのですが、4/30に自然分蜂が発生してしまいました。私の地区では5月中旬頃が分蜂の始まりとなるのですが今年は経験上最も早いタイミングでの分蜂となりました。分蜂時期に咲くキンリョウヘンも花芽が伸び始めたところです。分蜂した元群を見ると蜜蝋を除去された王台がいくつかできていました。他の群を含め女王はすべて2016年生まれなので女王の老化ではないと考えています。その他の群を含めた内検結果は次の通りでした。

@
蜜蝋除去王台が有った群  2
(この内
1群が分蜂、残りの1群は人口分割)

A無蓋王台が有った群 2
5/3に分割予定)

B王台がまったくない群  1

各群ともに雄蜂が育成されているが、まだ巣蓋に穴が開いていない状況でした。通常は分蜂時期を迎える前に雄蜂が大量に生まれるのですが、雄蜂は間に合っていない様子です。

日本種
 金稜辺
 
 準備した待ち箱

○全体的に花は遅れている

○西洋種は花よりさらに遅れている

○日本種の雄蜂は例年通りのタイミングでまだごくわずかしかいない

○日本種の女王育成は経験上最も早いタイミング(分蜂も)

さて、これをどの様に紐解いたら良いか。興味は尽きません。
 

アカリンダニの被害が一昨年、昨年とひどかった様です。近所で日本種飼育している人達は越冬前に居なくなったと言う人が多く、状況からしてアカリンダニと思われます。私の所でも一昨年越冬前に消滅した群があり、成虫を顕微鏡下で400匹以上解剖してみましたがアカリンダニは確認できませんでしたので何か他の理由かもしれません。また、日本種は既にアカリンダニ耐性を獲得しつつあるという情報もありました。ほとんどニホンミツバチ居なくなった地域で復活してきている様です。

 

我が家の日本種も全群越冬成功し、越冬後でも貯蜜が大量にあったため、重箱式は採蜜しました。 

またレポートします。


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