近況報告。(2017.9.22)
〈概況〉
今年は4月11日に積雪があり、アカシアの咲かなかった2013年の再来かと思いましたが、花が遅れたため雪害にはなりませんでした。アカシアの花付きは今までで最高レベルでしたが、夜が低温だったせいか、流蜜ごく僅かで期待はずれの結果となりました。
〈西洋種〉
ここ数年、水田に水が入る頃から慢性的に死蜂が多く出ており蜂が増えません数年前と比べると半分位の蜂量です。アカシア開花時に4〜5段になる状態から、今では2段満群程度で3段目が上がる群は殆どありません。アカシアの採蜜量は6群で150kg程度でした。
アカシアの後の新王更新も非常に苦戦しています。人口王台を毎週投入し、いつでも出房前の王台を出せるように備えていますが、出房率は1割程度、9割は巣房内で死んでしまいます。
また出房しても産卵まで行ける女王は2割程度、産卵開始後に居なくなったり死んでしまう女王が3割ほどあり、移虫からのトータルでは1%位しか有りません。
2年前にスズメバチの巣を採取した時に蛹が一匹もいない事が有りました。蛹化阻害剤の影響ではないかと考えていましたが、今はミツバチにも同様の症状が出て来ているのかも知れません。7月中に女王更新が完了するのが普通でしたが、8/2現在で更新完了は未だ半分程度です。
今日8/2に家の周りの水田にラジコンヘリによる農薬散布が有りました。日程も連絡なく変更されてしまい対応にも苦慮して居ます。昨日巣門をを閉め、散布が終わるまで通気窓も新聞で塞いで対応しましたが蜂が大量に死んでいます。1ヶ月くらいの間に蜂は半減してしまいます。
空中散布による死蜂。
薬害対策に巣門と窓を塞ぐ。
〈日本種〉
日本種は一時期アカリンダニと思われる症状で壊滅する群が多かったのですが、昨年辺りから正常に戻って来ているようです。日本種はアカリンダニにも耐性を獲得したように思います。
各群とも貯蜜は大量に有り秋を待たず採蜜できそうです。空中散布前に移動可能な群は水田から離れた所に避難しました。避難できなかった群は例年越冬までに徐々に調子を崩し壊滅していきますが、今年はどうなるでしょうか。

高橋さんの愛蜂情報

 
                         


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