1ヶ月以上も経ってしまいましたが、近況報告を致します。(2004.9.4)
気象状況
秋の台風シーズンでも、長野県ではそれほどの大雨にならず、降っても一晩どまりで、蜂には大きな影響はありませんでした。朝夕の気温がだいぶ低くなってきました。最低気温は13〜15度位になり、あたりには既にコスモスが咲き始めています。
西洋蜜蜂
9月30日に腐蛆病の検査がありました。朝9時に大町市の合同庁舎前に集合。台北地区の養蜂登録者が集まり幾つかの班に分かれてそれぞれの蜂場を回る。各班5〜6名位と、家畜保険衛生所から先生と呼ばれる人(獣医さん?)が一人づつ付いて確認を行う。各蜂場毎に結果を出していく。自分の所は一番最後で、屋上に代表の養蜂家2名と保健所の職員が上がった。検査の結果問題なし。経験の深い養蜂家の方から、自分の巣箱の様子を見て色々なアドバイスをいただいた。
現在、1群で始めた西洋蜜蜂は、2回の分割を行って3群となっている。旧王群は単箱一杯、新王群は継箱2段で18枚群となっていますが、先に生まれた新王が8月21日に元気が無くなり産卵ストップし、翌日には不在となってしまいました。無王群となったこの群には、女王養成のために人工王台を設置しました。9月4日現在、人口王台と変成王台はすべてかじり取られ、新王が出房したらしいのですが、確認できませんでした。再び無王の可能性もあると判断し、旧王群から産卵枠を移動しました。もしも無王ならばあらたに変成王台ができるはずです。この時期の新王養成は時期的にどうなのでしょうか。これから交尾して産卵して越冬用若蜂の増勢に間に合わなくなることはないでしょうか。巣内にはまだ雄蜂もたくさんいますので交尾までは問題ないと思っています。
今年生まれた女王
もうひとつの新王群は増勢が盛んで、9月30日の腐蛆病検査から5日で写真の通りの無駄巣を造ってしまいました。ススメバチも内検中に飛んできたので、沢渡(佐藤一二三氏遺産)からもらってきた駆除器をつけました。
この時期にわずか5日間でこれだけの無駄巣を造る
スズメバチ襲来シーズンを迎え、駆除器を取り付けた

日本蜜蜂
日本蜜蜂は現在4群です。1群は山梨からの購入群、2群は待ち箱捕獲群、残りの1群は山梨からの購入群からの分蜂捕獲群です。さすがに、7月14日に分蜂した群は蜂群が小さいのですが、増勢は一番盛んで、昼間の出入りは他の群と比較して引けをとりません。その他の群も近づくと巣門付近の扇風蜂の羽音がウォーンと聞こえてきます。底板は外せるようになっていて時々掃除をするのですが、毎回2〜3匹の巣虫が居ます。この程度は問題ないのでしょうか。巣箱をそっと持ち上げるとかなりの重さになっていて蜜もかなりありそうですが、どのように処理をすれば良いのかよく判っていません。9月の日本蜜蜂養蜂講座でしっかりと聞いて来ようと思っています。
日本蜜蜂は4群とも順調
しきりに花粉を運び込む山梨からの購入群

西洋蜜蜂無王群のその後の経過をお知らせします。(2004.9.11)
8月22日に女王蜂が所在不明となった無王群ですがその後、9月4日にはできていた変成王台と他の群から入れた人口王台がすべてかじり取られていました。内検では新王が確認できませんでしたが、どこかにいる可能性は高いと思っていました。もしも、無王群だった場合のバックアップとして他の群から産卵枠を移動しておいたので、無王ならば変成王台ができるはずでした。しかし、1週間後の9月11日内検の結果、産卵枠には王台は造られず、半分ほどは幼虫で、残り半分程は有蓋巣房になっていました。すべての巣枠をくまなく捜したのですが、やはり新王の確認はできませんでした。他の群から移動して入れた巣枠以外にはまったく産卵が無く幼虫も居ない状況です。蜂も減ってきており、混ませることで新王養成(分蜂熱)を始めるかも知れないと思い、付きの悪い巣枠を引き上げ、思い切って単箱にしてみました。蜂は少しはみ出す位の量です。写真の右端の巣箱です。女王蜂が居なくなって3週間になりますが、まだ働蜂産卵は始まっていません。他群からの産卵巣枠の移動等で遅れているのか、それとも、何度も行っている内検で新王を見逃しているのか判りませんが、このまま見守るしかないのでしょうか。それとも思い切って合同する方がよいのか迷っています。
右端が無王群の巣箱
無王群の巣門の様子

高橋さんの愛蜂情報