ソバの花が満開です。(2004.9.12)
昼間近くの蕎麦の畑を見に行きました。写真は自宅の北、約100m位のところにある蕎麦畑の写真です。自宅は水田地帯の真ん中ですが、減反された田んぼに蕎麦を撒いている所があちこちにあります。ニホンミツバチの採蜜圏内と言われる半径1Kmの範囲だけでも同様の蕎麦畑は100箇所位あるのではないでしょうか。蕎麦は午前中しか流蜜が無いと聞きましたが、午後3時になっても蜜蜂たちが盛んに飛び交っていました。西洋ミツバチとニホンミツバチの数の比は10:1程度で西洋ミツバチが多かったです。2km程の距離に養蜂場(本職)もあるので、当然かもしれません。
自宅近くのソバ畑
ソバに訪花する西洋ミツバチ
夜、巣箱を見てみると、無王群は蜂を単箱に詰め込んだので、気温が低いにも関わらず巣門の外にたくさん出ていました。ニホンミツバチの巣箱には巣虫の蛾(ウスグロツヅリガORハチノスツヅリガ)と思われる蛾が居ました。
スムシのガ 夜間、巣門から出るニホンミツバチ

無王群のその後です。(2004.9.15)
今朝早く、内検をしました。朝の気温は13℃と肌寒く、蜂達はまだ活動を開始していない間に観察をしました。先日レポートをお送りした無王群は人工王台はかじり取られていました。巣枠を見ると、産卵が多数認められました。ついに働蜂産卵がはじまったのかと思いましたが、各巣房には正確に1個づつ生まれており、向きも揃っていました。明らかに女王蜂の産卵だと思いました。産卵は5枚の巣枠に及び、女王蜂だとすればかなり優秀だと思いました。全部の巣枠を確認しましたが、やはり女王蜂をみつけることはできませんでした。もう一度はじから確認していくと、一番中心の巣枠でついてに女王蜂が確認できました。今までに見た事も無いほど働き蜂と似ている女王蜂です。具体的には色が黒く、お尻に黒いしまがあり、形だけは女王蜂であるが、色はまったく働き蜂と同じでした。巣枠に居る事は判っていても、写真を撮ろうとすると、すぐに見失ってしまうほど目立ちません。さっそく赤色のマーキングをしておきました。この女王は産卵に夢中で、巣箱から引き出された巣枠の上で見ている前でどんどん産卵をしていきます。優良王になればと思います。
巣箱から引き出しても産卵を続ける新王
働き蜂にそっくりな女王蜂

ニホンミツバチの採蜜 (2004.10.19)
信州の冬は足早に近づいているようです。数日前には北アルプスの山々に初雪が降りました。今朝の最低気温は2.1℃でした。まだ、初霜は降りていませんが、朝晩の冷え込みは厳しくなってきました。
●西洋ミツバチ
先週の内検ではまだ産卵がたくさんあり、いつになったら、冬モードになるのでしょうか。すでに周辺にはコスモスとセイタカアワダチソウ位しかないと思います。日中、暖かくなってくると巣箱の周りには、数百匹のニホンミツバチが盗蜂を企てて押し寄せて来ます。巣門付近では一騎打ちでやられてしまうニホンミツバチも居ますが、さすがに西洋ミツバチの巣箱への侵入はできないようです。キイロスズメバチは少ないですが毎日捕殺器に入っています。
●ニホンミツバチ
巣を覗くと、寒さのせいか体当たりをしてくる者が増えてきました。不思議と、西洋ミツバチの盗蜂やスズメバチは来ません。4群いるニホンミツバチの内、山梨から購入した群(7月に2回も分蜂した群)だけが、重箱式でもなく、可動式巣枠でも無いため、巣枠式に移す目的も兼ねて採蜜を行いました。作業中は写真をとるだけの心の余裕が無く写真が取れませんでした。採蜜量は一昼夜たらした段階で5リットルの容器に7割程の量でした。(3.5〜4リットル)
巣枠式にするにあたり次のような手順で行いました
 1、取り上げる蜜の代わりに西洋ミツバチの貯蜜枠を準備した。この貯蜜枠
   は縦に入れられる様に写真の通りの金具をつけました。普通のラ式の
   枠をニホンミツバチ用に縦に入れられるようにしました。
 2、ニホンミツバチの巣箱を20m位離れたところに移動して箱を解体する。
   解体している振動で蜂は取り付けたダンボール箱に移動してしまいまし
   た。
 3、巣板を一枚づつ取り外し、貯蜜部を容器に入れ、蜂児のある部分を巣
   枠に取り付けました。(一人で作業をしていたため写真が無くてスミマ
   セン。)途中蜂球が収まっているダンボールが落下したり大変でしたが、
   何とか写し終えました。女王蜂は確認できませんでした。もしかすると
   事故死しているかも知れませんが確認のしようがありません。来春の
   お楽しみです。不慣れなせいもあり、3時間程かかってしまいました。
   下の写真は取れた蜜巣の一部です。
 4、採蜜は、貯蜜巣をつぶしてこし器に入れて蜜の落ちるのを待ちます。
   こし器から出てきた搾りたての蜜を味見してみると、なんともいえない
   味で、とても幸せな気分になりました。さて、どれくらいの量がとれるの
   でしょうか。
 5、24時間経過して、まだ垂れてくる蜜がありますが、5リットル容器に7割
   程たまりました。(3.5〜4リットル程でしょうか) 思ったよりもたくさん取
   れたので、残った3群は今年の採蜜は止めることにしました。

高橋さんの愛蜂情報