「第2回はちみつ蔵養蜂講座」が2001年7月16日〜17日、車山高原のペンション「ぎんのさじ」で開催された。「定年後の趣味として養蜂を楽しみたい」といった人たちを対象にした講座で、夫婦で参加した2組を含め11名の参加者があった。
ペンションに付設するハチミツ博物館「はちみつ蔵」を運営する山崎昭二氏が主催するもので、今回は俵養蜂場の社長・俵孝氏をアドバイザーに、多彩な内容の講習が実施された。

まず、養蜂の初歩についての説明があっ後、屋外での巣箱観察が行われた。

養蜂作業には欠かせないネットの被り方や、燻煙器の扱い方の指導を受けて、いよいよ巣箱を開ける作業にかかる。

初めての経験におっかなびっくりの参加者たちが恐る恐る巣枠を引き出す。幸いなことに天気がよくミツバチたちの機嫌も良かったようで、刺された人は一人もいなかった。

巣箱観察が佳境に入った頃、珍しい講座が開かれているという話を聞きつけた地元の放送局が取材に訪れた。ラジオの生放送ということであったが、レポーターは群がるミツバチと、参加者の異常な熱心さに恐れをなしたのか、決して巣箱に近づこうとしなかった。

巣箱の観察の後は、近くの蜜源植物を観察することになった。標高1,500メートルの高原にもかかわらず山崎氏の努力もあって、ニセアカシアやトチなど、豊富な蜜源植物が確保されていた。
蜜源植物を観察する参加者 主要蜜源植物の一つであるボダイジュ

山崎氏が植えたトチノキはすくすく育っている。数年後には蜜を出し始めることだろう。 ヨーロッパから持ち帰った花にはミツバチが頻繁に訪れていた

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