2001年9月中旬、長野県東部町にあるスズメバチ芸術館「蜂天国」を取材した。同館には奇作、傑作合わせて600点以上のスズメバチの巣が展示されている。中でもギネスブックに登録された高さ3.776m、幅4mの富士山をかたどった巣の集合体(スズメバチの巣160個を合体)は見事なものであった。

「蜂天国」入り口にある巨大スズメバチモニュメント

オーナーの塩澤義国さんは、生コン会社の社長さんだか、蜂好きがこうじてスズメバチ芸術館「蜂天国」を作ってしまった。同氏のモットーは「ハチは悪者に非ず」で、ゆえなく嫌われている蜂の復権を訴えている。写真は自ら裸の体にスズメバチを群らせる塩澤さん。

館内からはガラス窓越しにスズメバチの生態を観察することができる。 スズメバチの巣の内部は、整然と積み重なっていて高層団地のようだ。

招き猫の頭部に合体した巣や木の置物、自転車、扇風機に合体したものなど、奇作・傑作が数百点も展示されている。

同館では毎年テーマを決めて巨大蜂の巣作りを行っている。写真左側は平成8年に完成させたキイロスズメバチの巣20個を合体させた長さ6mのもの。右は平成9年の80個を合体させた世界最大の巣。

平成11年には、160個を合体させた富士山を作りギネスブックに登録された。

今年は、スペースシャトルに挑戦中で、すでに8割方が出来上がっていた。8月〜10月末まで巣作りの様子をガラス越しに観察できる。

同館売店ではハチミツのほかハチミツクッキー、蜂の子の甘露煮、プロポリスなどのおみやげが手に入る。また、隣接のレストラン「山水」では、珍しい「蜂の子飯」が食べられる。

世界初のスズメバチ芸術館「蜂天国」案内
交 通  上信越自動車道・東部湯の丸ICから10分、
         小諸ICから20分
開館時間 9:00〜18:00(年中無休)
入館料  大人500円、子供250円

    住所 〒384-0514 長野県小県郡東部町加沢435-1
    TEL.0268-63-3888 FAX.0268-63-3900

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