ミツバチの巣から作られる「蜜ろう」を原料にしたキャンドルが女性たちの間で注目されている。ヒーリングやクリスマスパーティに使ったり、バレンタインや誕生日のプレゼントにしたりと人気が急拡大している。やわらかな光と、独特の色と香りに癒し効果があるというのが魅力の理由のようだが、最近は使うだけでは飽き足らず、自らキャンドルを作りを楽しむ女性も登場し始めているという。そんななか、ミツバチの巣から蜜ろうを作り、オリジナルの型でキャンドル作りをしているキャンドル作家・松浦里香さん(東京・多摩地区)の工房を訪ねた。(蜜ろうについての詳しい説明は「ハチミツ物語」をご覧ください)

10年以上もクレイ(粘土)の花作りを続けてきた松浦さんは、偶然目にした蜜ろうキャンドルの美しさに引かれ、キャンドル作りを始めた。クレイと同じようなものと思って始めたが、思いのほか難しく、当初は失敗の連続だったという。
松浦さんのクレイの花飾り
クレイではなるべく薄く仕上げるのがコツなのだが、蜜ろうの場合は逆で、ある程度厚みがないとうまくいかないのだという。それが分かってからは思い通りの作品が作れるようになり、市販品にはないユニークな形のキャンドル作りを楽しみながら進めている。

松浦さんの蜜ろうキャンドル作り工程
クレイで作った作品を、シリコンゴムで型取りして、キャンドル用の型にしたものに、溶かした蜜ろうを静かに注ぐ
型を輪ゴムなどで固定し、冷めるまで待つ
蜜ろうが冷えたら、型から取り出し金粉・銀粉でデコレーションする

クレイで作ったオリジナル作品。これからシリコンゴムでキャンドル用の型を作る 型から作った蜜ろうキャンドル 水盤に浮かして灯した状態

松浦さんは「市販されている蜜ろうキャンドルは欧米の型を使ったものが多く、日本人の感性に必ずしもしっくりいくものばかりではありません。日本の女性が求める形を追求して、もっと多くの人に蜜ろうキャンドルを楽しんで欲しいと思っています」と、蜜ろうキャンドル作りに情熱を燃やす理由を語していた。今後は蜜ろうキャンドルをもっと多くの人に知ってもらうため、個展を開いたり、蜜ろうキャンドル教室を開講する計画もあるという。

松浦さんの「クリスマスキャンドル」「バレンタインキャンドル」は、
ビートピア・ショップでお買い求めいただけます。